POP GOES ART! VOL.21


CONTENTS


LOOK BACK 99 POP TALK SESSION!

ヘルマンH&ザ・ペースメーカーズ インタビュー

ヨシノモモコ インタビュー

GUIDED BY VOICES LIVE REPO

SLAPP HAPPY LIVE REPO

TRUE LOVE ALLWAYS JAPAN TURE

紹介:林邦洋

無限のリヴァイアス

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ボーナストラック・ボツネタ集


ヘルマンH&ザ・ペースメーカーズ インタビュー

●6人はもともと友達関係だったんですか?

平床 高校時代に、岡本と、若井と、ヤスと、梶山。

岡本 ま、コイツ(平床)以外。あとキーボードの女の子以外は、知り合いだったんですよ。知り合い程度。それで偶然コイツ(平床)が大学に……。

平床 俺があんまりにも才能がありすぎて。

岡本 そうなんですよねぇ、もう爆発して。会ったときから爆発してましたもん。

平床 だからどうしてもやってほしいって言われて。

岡本 全然まだ弾けなかったんですけどね(笑)。

一同 はははははは!(笑)

●で、バンドを始めようと思ったきっかけっていうのは?

ウルフ 授業サボってて、ね? で適当に散歩してて、ギャグでバンドでもやってたら楽しいかなって。

岡本 そうですね。まぁパートも違うし、俺は若い時代を潤すためにも、一つ花を (笑)。まぁせめてね、ライブとかできたら幸せかもしれねぇなっていうのがきっか けで。

平床 ウソつけよ(笑)。

岡本 いや、もう本当は全然。

平床 ね、半年でメジャー契約狙ってたんですけど。バカだから(笑)。

●わははははははは!(笑)

岡本 だから本当もうみんな楽しんでるだけだったから。でもやってるうちに「これはちょっと面白いかもしれないね」っていう感じになって。

●あの、CDって例えばライブの感じをそのままパックしようとかいうのあるんですか?

岡本 そういう感じもしつつ、けど何だろうな。

ウルフ なんか自然にこんな感じになったんじゃないのかなぁ? でもあまりにもキレイすぎるっていうのはさぁ、ないようにってちょっとあったかもしれない。

岡本 そう。やっぱキレイなサウンドにならず、聴きやすい程度……かなぁ?

平床 ……うん、ガレージ・バンドだからねぇ。

ウルフ うひゃひゃひゃひゃ! お前誰だよ! 

岡本 ガレージ・バンドでスタジアム・バンドだよね(笑)。

平床 一挙両得だね(笑)。

●あ、前に「パーティー系の音」っておっしゃってましたよね。

岡本 あ、それもありますよね。

ウルフ それはスタジアムの方に(笑)。

岡本 ダブルのスーツな感じでね(笑)。

平床 パーティー・ロックだからね。

岡本 パーティー・ロック、基本は着ぐるみだからね。

●わはははは!(笑) 基本はパーティー系の音ということで。

岡本 いや、そうでもないですけど。

平床 基本的に暗いですから、俺らは。

岡本 パーティーになってしまった感じですか?

ウルフ パーティーになってんのか!?(笑)

平床 なってねぇだろう、間違いなく(笑)。

岡本 (笑)だから気持ち、心は、もうパーティーですか? 朝から晩まで大騒ぎ。晩まで飲んで、また晩から朝まで飲む、みたいな(笑)。

●わははは(笑)。でも何がでてくるか分からない面白さっていうのはありますよね。

平床 あぁ〜それはあるね、その都度。

岡本 だから、いろんな曲って、ある程度予想がつくじゃないですか。それはまずトコトン裏切るわけですよ。あえて裏切らないこともあるんですけど。あとはメロディーでまとめる、ポップに。それで、普通のリスナーにも受け入れられるし、音楽が好きな人にも、楽器とかやっててね、受け入れられるものを僕は、っていうかそういう 曲を作りたい、おざなりなギター・フレーズとかじゃなくって。全員それは思ってる と思うんだけど、どっか一つポンと抜いても、「あぁこれは画期的!」っていうギター・ワークとか、フレーズを考えて。僕はギターのリフから入るんですけどね、けど リフを殺さず、かといっておざなりでもないメロディーを考えて……やるんじゃなかろうかと(笑)。

ウルフ それはやるんじゃなかろうか、という憶測が(笑)。

岡本 だからけっこう、個人的にはね、僕はギターとかすっごい凝ってるんですけど、気付いてほしい(笑)。ほかの、割とギター・ポップ……まぁ僕たちはギター・ポップじゃないけど、ギターのバンドの人々に比べれば……練習して良かったなぁと、ギターを(笑)。

平床 うん、わけ分かんないことやってたりするからね (笑)。

あとは、購入してから読みましょう。

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ヨシノモモコ インタビュー

ピロシキ・レコーディングス1周年記念、タイトル総アナログ化!

 吉野桃子、といえばみなさんご存知元サニチャーに始まり、ロンロンクルーの面子とやってる骨太ロックンロール・バンド、ジ・オートマチクス、妹・ピコリ嬢とやってるバブルガム疾走ポップ、タイガーショベルノーズ、1人宅録好き放題バンド、チロリアンテープに加え、最近じゃウラ・デ・ジョリンゴ氏をフィーチャーしたザ・ナーズやチロリンの進化系、バンド・グルーヴ・マジックをこれでもか!と見せつけるチロリアンテープ・チャプター4、さらに謎の宅録ユニット(?)ラストハンターチャンスという、現在主要な活動をしていないバンドを含めても同時進行で計6個のバンドをやってる(!)というパワフルな女性アーティストです。  彼女のすごいのは自分の本能の赴くままに何の気なしにやってたことがバッチリ時代の空気を汲み取って大きな流れを作り出してることです。かの、例の「レイトアノラック」ブームも然り。

 そして常に自分の考えの中で一歩ずつ進んでいける稀有な人物でもあります。あれだけのブームになり、ちやほやもてはやす頭の悪い人もたくさんいただろうレイトアノラック・ブームの中で、あっさりと自分の役目に見切りをつけて次の段階に進んでいこうとするそのパワーといさぎよさ(サニチャーに関しても)、商業主義という意味でのインディーズ・レーベルが膨れ上がっていくその中で、しっかりと目的を持って、当然音楽に対し責任を持って(これは商業という意味でもですが、当然)、運営してるレーベルというのも(当然のことなのに)今じゃ数少ないだろう中で26歳の小娘がここまでできるんですよ、皆さん!!!恥ずかしいと思いませんかーーー!!!!

 というわけで、その、彼女の運営するピロシキ・レコーディングスがめでたく一周年を迎えたわけでございます。それを記念し、タイトル総アナログ化、ちょっとしたピロシキ夏祭りにかこつけてこりゃチャンスだと思いお話を聞きに行ってみたわけです。すごく重要なことなのに、他のどこでも聞けなかったような本音トーク満載の吉野桃子インタビュー。彼女を「レイトアノラックの女王」という視点でしか今だ見てない内輪好きの音楽ファンにはぜひとも読んでいただきたいと思う次第。

肝心のインタビューは、購入してから読みましょう。

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G.B.V. ガイデッド・バイ・ヴォイシズ ライブレポ

 83年に教師であるロバートポラードを中心として誕生したバンド、曲と言うより1分くらいのミュージックスケッチと呼ばれてた初期、ペイブメントらと並べてローファイなんて呼ばれたりした90年代初期、ブリダーズのキムディールプロデュースではスタジオ録音した音が良すぎるというクレームをつけ、再びラジカセ録音に戻したり、そのメロディたるや、ビートルズなんか目じゃねーやっていうくらい強くてかっこいいんである、なんでもっと努力してブレイクしないかなーってファンはジタンダ!でも本人は天然なので全然気にもしてなかったのだ、で、新作「ドゥ・ザ・コラッブス」はリックオケイセックプロデュース。ウィーザー、ワナダイズを手がけた天才プロデューサー、日本でいえば佐久間正英並である、だから、今まで抜けきれなかったメロディ達がここぞとばかり大噴出である、もの凄い傑作になってしまった、うれしいナリ〜!それだけでも大事件なのに、来日まで決まってしまった、行くぞォー、殺らいでかー!

 客は少ないと見込んでたのだが少なかった、で、最前列に陣取ってみた、ひさびさにライブで大爆発してみたい、そんな29歳のささやかな願いである、ベタな客入れの選曲が終わり、さてメンバー登場、オヤジだぞー、みんな、ポラードなど最初から煙草プカプカ、ビール缶がぶ飲みで、マイクにテープを巻いて補強している、他のメンバーもアルコール&シガレット満載で凄い、ライブが始まっても緊張間ゼロ、ポラードは音痴でした、でもステージアクションは強烈で、キャルビンジョンソン並だ!カンフーキック!いや、この場合はクンフーキックと言うのが正しいのか?まあアホとしか思えないアクションで唖然とさせてもらいました。メインギターの人は結構歳いってて、心配症なのか

「大丈夫、みんな俺について来てる?」

 ってな不安な表情でメンバーをチラチラ見ながらいろいろアレンジしたフレーズを弾くのだけど、だけど、なんかヘタなんだわ、そこがまた、いい味なんだけど、ま、引っぱり役です、対照的に、サブギターの彼、ビールはガブ飲み、全然弾いてないし、暇あればライブ中でも呼び屋(スマッシュか?)のお姉ちゃんを口説いてる、だけど、ここぞという時には完璧な演奏するからあなどれません、ベースの彼は、サブギターの彼と乳くりあって、ホモ?とか誤解したけど、とにかく二人でふざけあってる時間多すぎ、それでメインギターの彼のストレス溜まって髪が抜けていくという訳か、バンドって大変だよね。

 ドラムは完璧マイペースで演奏も完璧っス、曲は新作中心だけど、初期の曲も現在の音でやるからやたら かっこいい、僕の前にいたきゃわいい女の子達が

「ああ、これ、この曲、めっちゃアップテンポになる奴やー」

 とか言って期待してると予想通り大爆発!ポラードはマイクをグルグル回してザ・フーみたいにやってたら、マイクがすっぽ抜けて恥ずかしいー。でもかっこいい、やたら

「ヘイ、キッズ!」

 ってMCも笑い、小学生じゃないんだから、でも元教師だったらしかたないよね、ライブ中盤、サブギターの彼が、僕の前にいたきゃわいい女の子になんとワイルドターキーをボトルで投げた、女の子は廻し飲みをした、僕も飲んでしまった、楽しかった、ボトルは数名を渡ってすっかり空になってたけど、彼の元に帰っていった、こんなライブ僕は始めてだ、曲もアルバム以上に完璧でした、♪ワン・トゥ「ズーパイー」、や「ティーンエイジFBI」も印象的だけど、やっぱ、「アイアム・ア・トゥリー」が爆発だった、キューンキューンキューン、で、ジャーン!かっちょええー、うぎゃあああ、やられまくった。

 やっぱ、僕は、ダブルギターのミドルテンポのパワーポップに弱いんだなーって思って、で、アンコール、スマッシュのお姉ちゃんが

「まだまだよー、もっとおおきな声でー」

 と煽る、となりのアメリカンサラリーリンも大爆発で盛り上げる、俺もタガがふっ飛んで叫ぶ

「イエー!」

 「ゴールデンスキン」だ、もう大合唱!フッフーってコーラスのとこも最高、で、なんか視線を感じるのね、なぜかと思ったら、きゃわいい女の子が、俺を見てる、マジ、後ろ振り返ったけど、女の子は俺を見てる、で、俺も生まれて始めて勇気を出して、女の子にニコッ、すると、女の子もニコッ、う、う、う

うぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 生まれて始めて女の子と目で会話した、もう一生ないでしょう、嬉しかった、ありがとー、もうGBVなんてどーでもいいやー、あの一瞬の為にぼくは生きて行く、でも、怖くて、コソコソ逃げてしまったけど、一生忘れない、いろんな事が学べたライブでした、その後終電に乗り送れて帰りの電車賃もなかったけど、それはまあ、よくある話って事で、とにかく、また来たら、俺は行くぜ、GBV!最高のロックバンドでした、やっぱさ、これがロックだよなー!(しおみ)

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スラップハッピー来日!00.5.21 京都西部講堂

 大学時代のある夜、僕と友人は、寝転がってマーキーを読んでいた。

僕「この人、なんか可愛いー」

友人「こんなトロンとした顔の女の人、しおみが好きやいうのわかるわー」

 そして5年後、そのトロンとした顔の女の人のバンドが京都にやって来た、スラップハッピー、70年代にドイツとイギリスで活躍した先鋭的なポップバンドだ、今回25年ぶりの再結成で来日、もはや霊的と言えるほどの、さぶさぶが出る程美しい歌声を、生で、この耳で聴く事が出来るなんて…

あとは、購入してから読みましょう。

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トゥルー・ラヴ・オールウェイズ機材搬入日記

 2月1日

 僕は長野ネオンホールへ車を走らせていた。そう今日はT.L.A松本公演の日。僕は彼らの使う機材搬入を仰せつかったのだ。良く晴れた午前中、今日も国道19号は片側通行が多い。まったくこの国の年度末の税金の無駄遣いはどうにかならんのかね、などと国政問題に頭をめぐらせながら車を走らせる。予定よりちょっと遅れたが無事到着。

 初対面の本日PAを担当する四宮君が向かえてくれる。機材はすでに運び出す準備万全の状態なので、んじゃやりまっか、てなところで同じく初対面の桜井くんがギターを背に登場。彼はThe end名義のソロ・シンガー、今日のフロントアクトの一人。3人でエッチラ、コッチラと車に機材を運ぷ。アンプにドラム、実は二日前に僕らのバンドはネオンホールでライヴをやってて、良く考えたら僕の叩いたドラムを運んでると思ったら、なんかおもろい。軽四輪なんで、全部機材を積んだら一杯になって一人は荷台に機材と一緒に運ぷことに・・。行きの犠牲者は桜井くんに決定。すまんのう。さあ、しゅっぱあつ!く、車重い。安全運転を心がけよう。BGMに僕の選曲テープ、途中ヤッターキングのうたとかかかっちゃってスミマセンでした。他愛のない話をしながらのドライブだったけど、どんとさんの許報の話になって、一昨年ネオンホールで行われた、どんと&ちほのライヴが素晴らしかった思い出なんかを話す。初対面同士でこんな話が出来るのも、どんとさんのおかげかな、とか思う。ご冥福を祈ります。どうやら工事は午前中だけのところが多かったみたいで、順調に松木市内へ。

 まずは腹ごしらえ、タイ風カレーの旨い店へ、長野の二人はこれだけは長野にない味と舌鼓を打ってはりました。一路現場のスタンダード・スタイルへ向かう。着くとまだ誰も来てないようで、プロペラに電話をするとローバーレコードの関岡さんが留守番してて、なんかおもろかった。お店の人に開けてもらって機材をおろす。ここでひとまず僕の仕事は終わり。そのうちプロペラのはるかくん、カセット・セットの鈴木さん、もう一人のオープニングアクト、Soundotの山口くん、そしてT.L.Aのメンバーも合流。僕はすでに何もすることがないので、会場のTVに映し出されるメタリカのピデオクリップをT.L.Aのマットが暇を持て余して見てたので

「メタリカ好きなんですか?」

 などとくだらない賞問をしてしまった。通訳のはるかくんごめんね。でも初期は好きだったってナイスなお答え。マット最高!マットの生ドラムを見るのが密かな僕の今日のクライマックス。入念なリハーサル、関岡さんの好意でP.G.Aも物販のところに置かしてもらうことに、ありがとうございます。日も暮れていく。開演時間がやってきた。知った顔がゾロゾロと、知らない顔もゾロゾロと・・。

 まずはThe end、激渋アメリカフォークなギターとメロ、それにのってくる日木語の歌の素晴らしいこと、しょっぱなからこんな素晴らしいもんを見て、かなり感動。木当に心に染みた。

 続いてSoundot、本日、山口くんのソロユニットのため、かなり不安だったみたいだけど、ドラムはかつてのバンド仲間だったりして、ぱっちり。

 い〜い感じの雰囲気になったところでいよいよ、T.L.Aの登場。ジョンの弾き語りからスタート。2曲披露の後、バンドセットに。決して手数が多い訳じやないのに、やたら癖のある、ユニークなマットのドラム、ほんとに見てててスリリング。あくまでもジョンの歌に寄り添ってて、ジョンの美メロにさらに磨きがかかってる。ツアーメンバーの”動物の鳴き声旨い”ジェフのべ一スはややたどたどしいが、それ以上に妙な手癖のある、ジョナサン・リッチマン風ギターを弾くジョンをしっかり支えてる。徐々にバンドとしてのテンションが上がってきてるように見えたライヴ終盤、突如発狂したかのような曲が、いわゆる「歌が終わって10分問」みたいなやつだ!

んにぁあかっちょいい一!

 何?この曲?のちに鈴木さんに確認したところ「BicycleRider」という曲と判明。レコードはここまで長くないらしいけど、12インチで1曲これだけって出してくんないかなあ、ってバカ。さて、ヒートアップした僕の心を落ちつかせるように、徐々に落ちついた曲になっていった。楽しい時間もこれで終わり。

 ライヴ終了の雑然とした雰囲気も終わろうとする頃、僕らは再び繊材を車に積み始めた。素晴らしいPAをやってくれた四宮くんを今度は荷台に積んでの帰り道だ。すまんのう。みんなとひとまずのお別れをして、再出発。夜も更けて、寒さもひとしお

 2月2日

 途中コンピニで空腹を満たして、いざ!!帰り道では、桜井くんのあまりの歌の良さに感動して何を喋っていいのかよくわからんかったが、何となく音楽の話、日木語の歌の話、イベントをやることについて、暗間の中走りながら、とりとめもなく話してたような気がする。ネオンホールについて黙々と機材を運び込み、四宮くんに濃〜いコーヒーをごちそうしてもらって、ひと休み。さすがに疲れてきたか、腰が重い。桜井くんと四宮くんにお互いご苦労さんを言い合ってお別れ。軽くなった車に再び乗り、深夜の国道19号を再ぴ松本に向かって爆走するのだ。B.G.Mには再びヤッターキングのうたが流れる、一緒に唄って、眠気も吹き飛ばすぜ。まあなんとなく貴重な体験やし、おもろかったなあなどと一日を振り返りながらスピード違反と路面凍結に緊張しながら帰るのであった。(トシ)

これはボツになったトシくんの原稿です、本編には、「プロペラ」ハルカくんと、「カセットセット」フミエちゃんのラブラプレポが掲載されています。

購入してから読みましょう。

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期待の新人、イチオシ!「林邦洋」登場!

 聴いた瞬間、ガシリとはまった、まるで、欠けた器がひとつにつながる様に、運命の人を見つけた瞬間の様に、ドキドキして、冷静に物事を考えられないあの瞬間みたいに、ギアがガシリとチェンジされる瞬間みたく、僕の元に彼はやってきた、林邦洋。これはもっとたくさんの人達に聴かれるべき歌だ、なにもかも見えなくなった人に光を、なんてこったって素敵な恋なんてしてる人達をもっと幸せにって、出来る力を持った歌だ、かくゆう僕もなんで今この文を書いているのか全然分からない、なんでだろう、この強い強い、負けない歌が僕を付き動かしているんだと思う、小沢健二の「ラブリー」を聴いてしまった時の様に、ブーラドリーズの「ウェイクアップ」を聴いてしまった様に、ヨラテンゴというバンドと出会ってしまった瞬間みたく、あなたと出会ってしまった僕は自分でも分からない衝動にかられた、足が勝手に、動く、指が勝手に、この文を書かせている、こんなに強い正しい「歌」ははじめてだ、ベットから飛び起きるくらい強い「歌」音楽の持つ力を感じたからだ、なんだか分からないけど、何かある、それは、モーニング娘。の最近の曲とか、くるりの怪物的アルバム「図鑑」からも感じられる普遍的で強いものだ、それが何かを解明しなくてもいい、ただそれに近づきたくて、僕らは音楽を聴いている、それを解明するなんて、そんな馬鹿な過ちはしないのさ。

これはボツにした文です、本編は購入してから読みましょう。

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「無限のリヴァイアス」

 職場での立場が急激に悪化し「もうすぐ会社にいる場所がなくなりますよ」などと耳元でささやかれながらなんとか振り落とされまいとがんばってみた、けど会社は僕を解雇した、恐ろしい程辛かった、死にたくなった、そんな時、必死になって見ていたのが、この「無限のリヴァイアス」だ。

 ゲドルドという物質によって壊滅の危機に瀕した太陽系、宇宙飛行士を目指す少年少女達500人が、とある事故により巨大な宇宙船「リヴァイアス」に乗ったまま、ゲドルトの海へ沈んでいく、子供達は「リヴァイアス」内で「社会」を形成し、バイタルガーダーというロボットを操り、襲いかかる謎の敵と交戦し、なんとか生き延びていく。そんなストーリーだ。

 主人公の相葉昂治は、本当に主人公か?というほど存在感がない、形成され管理され、しだいに歪んでいく、子供達の幼稚で残酷な社会を、このままじゃいけない、こんなんでいいはずはない、と心の声をつぶやきながらも、何もしようとしなかった、自分より才能も実力もある弟、祐希との確執「なんだ、おまえら付き合ってたのか、はやく言ってくれよ」状況に流されるままの少年。

 そんな主人公の中立的な視線で、子供達の様々な人間関係をドラマは描いていく、その描き方がかなり生々しい、痛々しい、ていうか痛い、そのリアルさって、岡崎京子並だ、子供達が傷つけあい、残酷な感情をむき出して、大切なものを次々と失っていく、人間関係がザラザラと荒れていく、僕はこれは「SF版リバーズエッジ」だと思った、「リバーズエッジ」圧倒的な大傑作、当時付き合っていたSさんと、「リバーズエッジ」の様に深夜にでっかい橋を無言で渡った、Sさんをたまに見かけるが僕は声をかける事すら出来ない、情けない話です、おまけに余談だ。

 話を戻そう、ツヴァイと呼ばれる実習生が最初に艦内を管理した、食料は配給制になり、ポイントという艦内貨幣が流通し、生活を維持する仕事もある、ささやかな「社会」が誕生した、最初の戦闘でツヴァイがあまりにも無力な事が分かると、社会は荒れていく、賭博が始まり、暴行事件が起こり、容姿の魅力でポイントを横取りする少女まで出現、管理者が無能だと社会は荒れていく、行動実践主義者のエアーズブルーがブリッジを占拠して、リヴァイアスを自分の故郷に向かわせる様要求する、革命?これは、少年達を通じて社会の在り方を問おうとしてるのではないか?と思う。

 エアーズブルーも「リヴァイアス」を見捨てて生き延びようとして、失脚、艦内を逃げ回っている、うーむ、本当に歴史を見てるみたいだ、最初の艦長のルクスンも、無能な奴はブリッジに来るなと追い出され、トイレ掃除係にまで転落する、しかし憎めないキャラ。ブルーの後に艦長になったのはユイリィ、大変優秀で人格者だけど、優しすぎて判断力は劣る、実はブルーが好きという彼女、だけど、艦内は再び荒れはじめ、昂次などは組織から排除されたあげく、暴行されポイント奪われてしまう「駄目だ、流されてる」とかつぶやくけどなーにも出来ない、何が正しいか分かっているのに…。  昂次の親友、イクミがバイタルガーダーを占拠した、自分が…

おっとここまで!あとは、購入してから読みましょう。

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ボーナストラック

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ボツになった原稿を載せてます。


ETIENNE CHARRY/36 ERREURS KCO40

 ヘ、ヘンタイー!!あ、あほおぉ〜!とにかく一聴して出てきたのはこの言葉。キンコアからのニユー。フランスからのライセンス。でエチエンヌ・チェリ一とプロペラのはるかくんから聞いたときはかわいいヤツを想像して、ジャケもそんな感じやし・・しかし中を開けるとボケ面した兄ちゃん、んでおかしいなと思いつつプレイ、出てきたのはブレイクビ一ツに、ロックなギター、怪しげなシンセ、エフェクト、ラッパもストリングスもアリ、アコースティックに来るかと思えぱ、ボコーダーかかってるし、そんなんがフランス語のメロディと絡んでかなりスットコドッコイな音楽を奏でてる。ポップといえばポップ、でもかなり笑える俺的には。ほんまの変態は困りもんですが、こういうのならOK。初期クリーン・エクス・ガール・ワンダーの質感にピュアグァバあたりのウィーン、モーマスのうたごころ・・といったってわけわかんねえ?そのいかがわしさがええねん。(トシ)


「ブルースハープ」三池崇史監督作品

 はろはろ、ロックしてる?日本で一番、オン・ザ・ラン!しているのは、つんくですが、映画監督では三池さんでしょう、とにかく「D.O.A」を見て貰いたいんですが、とまどう可愛いあなたの為に「ブルースハープ」を薦めます、様々な人間が交差する青春ドラマの傑作。主役は「キッズリターン」の池内君、かっこいいーんだから!で、なぜか、サブカル君達の間で話題のバンド「面影ラッキーホール」の演奏シーンもあるのだ!これで岡村靖幸を聴いて大人になった貴女のハートもテレポート!最後に男の友情が爆発するので、キン肉マン世代のぼくらも友情パワーを直撃!ジョン・ウー監督のファンの貴兄もスローモーションで銃撃!これだけ豪華な日本映画はないです、見るのは君だ!(しおみ)


「CHICAGO2018...It's Gonna Change/V.A.」EFA05417-2

 風街シカゴ音響派のコンピ、2CDでかなりお得です、相変わらずジャンルに固定できない自由な空気が気持ちいいバンドでいっぱい、「ミスターボビーコン!」と紹介するジムオルーク、突如裂烈するスラッシュジャズのslam!、緊張感張り詰めるchicago underground duo、山口百恵の歌いはじめるtoe2000、もう訳分からん!だから楽しい!音響嫌い!なんて思ってる人でも、さすがにこれ聴いたら好きになってくれそうです、入門としてもお薦めです。モグワイファンも必聴って、言わなくても聴いてますよね、失礼しました。(しおみ)


「YEAH!/THE WANNNADIES」BMG74321-68702-2

 で、その「ユー・アンド・ミーソング」を作った偉大なる才能ワナダイズも待望の新作を出して来た!イェー!(ここで手を突き上げるぜ)ウィーザー、GBVを手がけた敏腕リックオケイセックのプロデュースにより、完全アメリカ進出って感じです、イントロからまんまカーズで笑わしてくれますが、しだいにヒートアップして、ジリジリと燃上がる傑作!大空を駈ける様なメロディー、貫祿さえついた様です、同じスウェーデポップバブルでアメリカ進出したとたんにフツーの…(いや甘いな)、ふちゅーっ!のくだらんバンドになってしまったカーディガンズとはまた対照的。そしてそして、来日もついに決定、わー!(しおみ)


「春雷/林邦洋」MAGL-1002

 体が動く、動くよ!強い、なんて強いメロディだ、もう止まんないよ、両刃の剣のラブソング、でも歌うのさ、僕は歌うのさ、僕にはどんな事でも歌に出来る、おめでたい奴さ、君が大好きさ、それだけなのさ、ハハッ!君を迎えに行くよ、3月10日の春雷が轟く今!鹿児島出身の林邦洋は最高のシンガー、歌声と詩とメロディとグルーヴが一体となって素晴しいスピードで君の笑顔を作るはず、絶対に負けないけど、でも、とてもささやかな歌の持つ力を君に送るよ、たとえ何もかも失ってしまっても、歌があれば、やり直せる。そうだね、アルバムを期待してるよ。じゃ、また。(しおみ)


POP GOES ART! 2000.6月発行 POKET HONEY LABEL.CO


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