POP GOES ART! VOL.21

LOOK BACK 99 Part 2

後半は購入してからのお楽しみ!

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解 説

(注1):オタクという文化を世界的に広めたという点ではエポックメイキングな漫画。アニメバージョンは監督の押井守が好き放題やったあげく「ビユーティフルドリーマー」という傑作を輩出する。その後、バブル経済と平行してお祭り騒ぎのモラトリアムギャグを展開しモチベーション尽きて撃沈、良くも悪くも80年代の空気の変化を記録した作品と言える。

(注2):エモコア、エモーショナルなハードコアの事?ほんとかよ?ベテランのハードコアバンドが、スピードを落とし、メロディに重心を置き、エモーショナルな感情はそのままに歌い、演奏し始めた世界的現象。ギターバンドが失速し停滞していた音楽シーンに確実に穴を開けた、代表的なのはサニーディリアルエステイト、プロミスリング、ゲットアップキッズ等、99年の音楽流行語大賞でしょう。

(注3):「米国音楽」編集長。ナード・ボーイ・ロックという言葉を流行らせようと画策中。

(注4):「マーキー」編集長、通称MMM松本。「マーキー」のプレゼントで当たったクリスカトラーのサイン入りの「ウインターソングス」のアナログ盤、いまだに壁に飾ってますよ、松本さん。

(注5):小田原ドラゴンの傑作ギャグマンガ「おやすみなさい」の熱き主人公、山野鉄郎が愛用しているシャツに書かれている言葉。

(注6):99年、流行語大賞。恥ずかしい〜、恥ずかしさの反動により「卑し系」という言葉も生まれたブッチュ。

(注7):ウラBTTBのイントロって「天国への階段」でしょう?あれは、あとBがひっくり返ってるという、ボウイのOに斜線が入ってる的な80年代なセンスはどうしたものか?面倒くさいのでBはそのままにした。

(注8):「エンクミ死亡説」の事。プラモミリオンセラーズは、ファミコンのマイクで「ボコスカウォーズ」の変え歌を熱唱する事で有名な一人ユニット。カフェ・オ・レーベルからアルバム「フルスクラッチ」が出ています。

(注9):本誌にも寄稿されているカモイズミさんが主催するファンジン。XTCからウィーンまで、寄り道系の純正ポップを扱ってます、イベントもやってます。

(注10):誰もが耳にした事があるだろう名曲「ウェイクアップ・ブー」のヒットで知られるクリエイションレーベルが誇るギターバンド、4枚の名作アルバムを輩出し、99年解散。今年、そのクリエイションレーベル自体も崩壊してしまった。いろんないい音楽を届けてくれてありがとう。

(注11):元フリッパーズギター、現コーネリアス(代表曲「太陽とシスコムーンは僕の敵」)の小山田圭吾(様)がやってる日本一のセンスありありレーベル、だ〜い好き。ちなみにトラットリアの悪口を言うと国家権力が動き、サングラスにボーダーシャツの二人の男(メン・イン・ボーダーと呼ばれている)に連れ去られてしまうという噂は全くないけど、ぼくこわいんです…。

(注12):遠藤賢司。猫と共に生きる孤高のシンガー、いや、魂の音楽家。47年生まれ、茨城県勝田市出身、69年URCレコードから「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビユー、以後現在も爆烈に活躍中。ライブがまた凄いんだ。

(注13):ここでいう「マーキー」は、現在のMMM松本氏ではなく、山崎氏編集長時代の「マーキー」を指す。元々はピーターハミルのファンジン「フルーズメイト」のスタッフが立ちあげた「マーキームーン」を母体に古き良きプログレ(矛盾してますが…)を中心に前衛的な音楽を紹介する雑誌であった。しかし元祖である「フールズメイト」も後にビジュアル系雑誌になったし、「マーキー」の変身も驚く事ではなかった。ちなみにピーターハミルはヴァンダーグラフジェネレイターのパンクなヴォーカリスト、敬愛していたジョンライドンがピストルズ脱退直後に花束を抱えて楽屋を訪れたが、数分後、××××!と叫び楽屋を飛び出したという、まさに♪花束をかきむしる、世界は僕のものなのに〜という気分だったろうな。

(注14):雑誌「フィーダー」の編集長、HEADS主催。ジムオルークやオヴァルとお友達、コムロのインタビューもやるけど、プロミスリングの解説も書いてたりする、そんな素敵な姿勢にリスペクト。

(注15):京浜兄弟社主催、音楽集団「スペースポンチ」の中心人物。増村保造の映画、僕も大好きなんですよ。

(注16):マーキュリーレブのベーシスト、現在は脱退してプロデューサーとして活躍、ウィーザー、エルフパワー、モグワイ、リップス、ナンバーガール…。手がけた作品全てが傑作という奇跡の仕事っぷり、ジムオルークと共に今後の音楽シーンをささえる逸材。

(注17):島倉千代子の大ヒット曲。「この世に神様がいるのなら、あなたに抱かれて私は死にたい」とんでもない歌詞である。カーネーションは轟音でカバー。渚よう子のインチキGSサウンドでのカバーも一聴の価値あり。

(注18):アナログサンプリングマシーン、一つの鍵盤にそれぞれ磁気テープが付いていて、鍵盤を弾くとテープが再生されるというシロモノ。メロトロンにプリセットされていたストリングスの音は霧の彼方から鳴っている様な幽玄さを醸し出す為、70年代初期のバンドは多様した。メトロトロンとは似てるけど違う。

(注19):ロバートフリップをリーダーとするプログレバンド。衝撃的なデビューアルバム「クリムゾンキングの宮殿」のジャケットがまた衝撃的。

(注20):そのザ・バンドの傑作1stアルバム「ミュージック・フロム・ビック・ピンク」をプロデュースした、本物の天才プロデューサー。99年には、伝説シンガー、ハースマルティネスと共に来日し、良心的音楽ファンを狂喜させた。

(注21):大阪公演を見に来てました、ショコラ連れて来てたら大変な事になってただろうなあ。

(注22):コがつくミュージシャンっていっぱいいるじゃないですか!ココバットとか、小堺とか、コーネリアスじゃないですよ。ああっ、なんだ君達は、離したまえっ!(ボーダーにサングラスの男に連行される…)

(注23):伊藤英嗣氏が編集長のギターポップ専門誌、お世話になってます、レコードがいっぱい載ってる。

(注24):サンフランシスコで行われたイベント、「ポップ」をキーワードに様々にバンドが出演するという、ポップ大好き君にとっては夢の様なイベント。Kは80年代から続けている老舗で、ポップフェスは新世代なので血気盛んな若者が多い、つまりはただの世代間の確執だと思うんだけどなあ。で某雑誌の(仮にここではA氏としておこう)A氏がポップフェスのレポで、クラブスを「居心地が悪い音楽」と酷評してたけど、僕はやるのかよ!表出ろ!などと一瞬思ったけど、嘘です、出ません、ライブを見てどう思おうと自由だから。で、ぼくは件のA氏が口から唾飛ばしてアジってるバンドって、全く興味なかったりする、ていうか嫌いだったりする、それはそれでまた自由だ、結局は音楽に対する姿勢が根本的に正反対だという事で、でも、そんな凸凹コンビの刑事みたいな二人が同時に楽しめる場所を作るってのが大事じゃないですか?僕が一番「居心地の悪い」場所は、そうやって異分子を排除した内輪だけのコミュニティで盛り上がってて「ぼくらは文化を作ってる、世界を変えている」などと本気で思ってる馬鹿の集まり、ギターポップ幻想主義者とでも言いますか、いけません、それはいけない、なんとかしましょうよ、なんとか変えなきゃ、ここまでやって来たのに、僕は台なしにしたくないんだ!

(注25):ボーカル兼ソングライターのロバートポラード(36歳)の音楽遍歴そのもののバンド、スケッチの様に録音し、もうちょっとちゃんと作れば世界を動かせるのに!!!!ってファンをやきもきさせる事10年、誰にも負けない美メロを持参してのバンド録音の新作で泣き崩れた人もいるだろうね、ほんっといいです。

(注26):魂をけずる音楽ライター、犬の糞の様にくだらない文と言いはるが、ぼくはこんなに美しい文章を読んだ事はなかった、だから、震えて嗚咽を漏らした、写真には写らない美しさって、最近分かった。


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