ちょいちょい日記

2010


注:この日記は双方向メディアではありません!読んで気分を害されても当方はいっさい責任をとりません、あらかじめ御注意下さい、もし読んでいてマズイと思ったら読むのを中断して下さい。

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ねこちゃん

長野ライブ

トロッコ列車


1/1

 あけましておめでとうございます。今年こそいい年になるといいですね。(毎年言ってる…)

 初日の出見るのをやめて元旦アニメスペシャル「パンダコパンダ」を見ました、みなさんも見ましたか?ねっ、「トトロ」だったでしょ、「ポニョ」だったでしょ、しかもあれらの数億倍は面白い。

 「雨降りサーカス」の方は動画が激しくなったぶん演出が雑だったが一作目の方は徹頭徹尾パーフェクトの大傑作ですよ、欠損した者達が疑似家族を形成して日常を手に入れる為に闘う!その真摯な闘いに僕は元旦からわんわん泣いてしまった、今年もひとりで泣き叫ぶ一年になりそうな予感。

 「雨降り」の方も無軌道な破壊行為が一転して感動に変わるラストなど実にパンキッシュで「デビルズリジェクツ」に似ているかも、パンちゃんとミミちゃんで「パンの耳」とかネーミングも洒落てるし音楽もいい、一度聞いたら二度と忘れない主題歌も名曲。(ステレオラブの「ピンポン」の元曲?)

 やはりこの頃のアニメはよかった、スタッフももう鬼籍に入られた方が多く2度と再現できない、「トトロ」ばかり再放送しないで本作をもっともっとたくさんの子供たちに見てもらいたい、こどもたちのこどもたちのこどもたちに…

 元旦は昔の名盤を聞き直すなんてやってましたがもう音楽を聞いてないのでやりませんが、昨日5年ぶりくらいにタワーレコードの出してる「バウンス」を電車内で読んで驚愕したのでそれについてぼそぼそ…

 正直ここまで状況が悪化してるとは思わなかったのです、僕らの時代ではサバービアの監修でいい記事がいっぱいでアルクーパーの特集なんて永久保存ものでした。今載っているのはラップとJポップだけ、文章も悪くて宗教的に褒めたたえてるか内輪ノリで悪ふざけしてるものしかない劣悪な事態、文を書いて金を貰うものの最低限のマナーとして「読んで映像が目に浮かぶ文を書く」という事があるがそれもクリアできてない、携帯世代の哀しさだ、偏差値だけよくても彼らには「想像力」というものが欠如している、まあオッサンの説教だと思ってくれればいい、そうやって新しい世代は古い世代と闘うのが宿命だ。

 特集がマイケルジャクソンで、マイケルを馬鹿にしたジャービスコッカーを攻撃して否定してそれで宗教的にマイケルを褒め讃えたあげく、日本のマイケルは「たのきんトリオ」のトシちゃんでーす!で終わってた。

 …僕はもう日本は終わると思いました。

 マイケルジャクソンもトシちゃんもウンザリだ、もう付き合ってられない、音楽きくのやーめた、やーんぴ、「ノーミュージックノーライフ」なんて言ってるけど音楽なんてなくても生きていけます、思いあがってんじゃないよ、音楽よりも必要なものは食い物!まず食べ物がある事が大前提。

 みんなも一度最近の音楽を全部拒否して情報を入れない「音断ち」をしてみたらどうだろう、不要なものを入れない事によって本当に必要な「音」が何なのか、「音」の本質が見えて来るだろう。

 「音」は生命力のメタファ、必要なものは身体が求める、その必要最低限な「音」だけを取り込んで行けば…

 「いいんだよ」(夜回り先生の顔で)。

 あなたもしかして「音脂肪」で「音太り」してませんか?今年は「音ダイエット」してみようよ。

1/2

 今日は木次線に乗りました。「正月くらいゆっくりと木次線を楽しみたいものです…」と思ってるような乗りテツばっかりでした。

 なぜ木次線なのかというと、小松左京の短編「黄色い泉」の舞台が木次線なのです、広島と島根の境にある比婆山に黄泉の国があり、ヒバゴンとはその黄泉の国から出て来た鬼だというのです。この短編はまるで諸星大二郎の漫画を思わせる緻密で気味悪くそれでいて知的欲求も満足させる不思議な魅力を持っていて、その浪漫を追想したくて木次線を目指した訳なのです。

 木次線は神話の舞台となっていて「暗黒神話」ファンは一度は乗るべきでしょう、島根とは日本列島の根っこがある部分だそうでイザナギとイザナミがここでイチャイチャして結果日本列島が島根を中心に出来たのです、日本の中心は以外にも近い。もしかして「古事記」ブームが来るかも?

 そんなロマンの塊の木次線ですが、よかった。雪深くて荘厳、これはいい。正月なので変なツア−客がどかどか乗り込んで来る事もないし平和だった、なぜかカーブばかり激写する白人とか中東あたりの国の人も乗ってた、乗りテツには問題がある人が多くJRも困っているのだが、地元の人と喧嘩になってる人がいたり凄いのはホームの雪をレジ袋につめてその中に缶ビールを入れてモミモミモミモミしてキンキンに冷やす人がいた、そこまでするなら自販機で買えよ!と言いたい、がローカル線に自販機はないのであった。

 出雲横田という駅でどうしても長時間待つはめになるのだが駅前のコンビニの猫漫画雑誌の品揃えがよくて猫漫画を立ち読みして時間をうまくつぶせた、猫に感謝しなきゃいけない。今日は猫ちゃんは一匹さんしか見なかったのが残念、新見でシロちゃんをルッキングのみ、ニュールッキングでネコルッキン。

 米子でもだいぶ待つ、ここでいつも鯖寿司を買うのだが置いてなかった、今の季節はないのかなあ…。それから4時間かけて岡山に戻る、この4時間が長いのだ。例の小松左京の本を読むのだが今回買ったのはミステリー作品集であまり面白くなかった、やはり小松左京はSFじゃないといけません!ただ表題作「男をさがせ」はVシネマ版「おれがあいつであいつがおれで」的な倒錯作品で楽しかった。

1/3

 初もうでに行きました。

 吉備線の電車の待ち時間が40分もあって暇つぶしに奉還町商店街を歩きました。猫ちゃん発見!おとなしいトラちゃんがいたよ、他にもすぐ姿を隠したけど数匹さん見ました、猫がいる商店街としてアピールすればいいのになあ。図に乗ってトラちゃんをなでなでしてたらガブッと噛まれました。

 ゾンビに噛まれるよりはいい、ゾンビに噛まれたらゾンビになるけど猫に噛まれたら猫になる方がいい、犬に噛まれたら狂犬病になって処刑軍団ザップになってしまう、最悪だよ。

 吉備津神社に行きました、岡山の社ではここが一番いいですね。絵馬を見てたら「ヒデキに会いたいな」と書いてあった、うーん。あと「巫女募集、18〜23歳までの未婚の女性に限る」って随分いやらしい募集だ。

 それから赤穂線にのって姫路まで出る、赤穂線はやっぱりくねくねして景色がつまらないなあ。姫路でヤングピラフを食べてから奈良に行く。夕暮れる「ならまち」をひとり散策する、ああ飛鳥に日が落ちる。

 しかし暮れてもいい感じのとこですね、奈良でデートなんていいですね、してみたい。しかし奈良は来てる、今来てる、若い人がどんどん店だしてそれが町の古さを壊していない、「ギャラクシー500」のアナログレコードを今頃売ってるお店まであった、時代が「価値がないので買い取りできません」と否定したものをあえて「いいものはいい」と売るその姿勢を評価したい。

 ただ奈良は駅前をどうにかしないとどうにもならないですね、玄関口が狭いし観光案内も弱い、地下も高架もない、今年はイベントやるらしいがほんとこれでに大丈夫か?

 飛鳥の夕暮れは綺麗かった、夕暮れが似合う街だ。京都はねえ人が多過ぎでどうもいけない、京都から新快速で帰るのを考えただけでげっそりする。奈良はあまり人がいなくてほどよい密度なのだ、また晴れた日にホルガで撮影なんていいだろう、ならまちホルガ撮影会なんてひらいてみたら楽しいだろう。

 そんなこんなで正月終わり、18切符満喫の年末年始でした。

1/4

 今日から仕事、アスペル社員は初日から遅刻して来て(わざとだ)挨拶もなしでブスッとして座る、社長ももう怒らない、怒らなくなったらもう終わりです。

 今日はどこの会社も休みなので仕事もとくになくて早めに終う、時間ができたのでブックオフに本とDVDを売りに行く、4000円になった。「90年代のものは価値がないので買い取りできません!」と言った某G店と違ってどんな価値のないものでも一応ひきとってくれるのが嬉しい、ありがたい。昔の「スタジオボイス」までひきとってくれるのだ!信じられない。

 「○○のものは価値がないので○○できません」商売やっている人、この台詞だけは絶対に使ってはいけないですよ、恨まれるし客も逃げていくし呪いの言葉だなこれは…。「あんたの為に」という言葉はいついかなる時に使っても醜い…と大島弓子さんが書いてたけどそれに匹敵する呪術的要素を持っている、言葉は慎重に使いましょう。

 「古事記」を本屋で立ち読みする。くだんの「黄泉の国」のくだりだが、イザナギが黄泉から撤退する為に呪術的逃走を計るくだりが白眉だが、知らなかったのは決定的効き目があったのはクシでも杖でもなく「桃の種」だった事、そうするとだ…

 桃太郎と鬼の関係も黄泉の国比婆から吉備へ落ち延びた鬼を桃から生まれた桃の種の化身の桃太郎だったという推測が立てられる、桃を食べたおじいさんとお婆さんが若返って性欲が爆発して桃太郎が生まれたという説もある。イギナギとイザナミの再現?

 結局は鬼退治した桃太郎の吉備も大和王朝に滅されてしまうのだ、口封じか?でもなにかこの黄泉の国のくだりは男のロマンを刺激してたまらないのです。

1/5

 古事記の本では五月女ケイ子さんの「レッツ古事記」がいいですね。

 あの絵で古事記のシュールな世界を表現してるのだから説得力あるし分かりやすい、五月女ケイ子さんが実際に黄泉の国の入り口と呼ばれている比婆山まで行っているのだが、黄泉の国を塞いだ岩がまだあって、鬼に投げ付けた桃の実がなっている桃の木もあるのだった。

 だけど本物ではなくて地元の有力者が観光目的に作ったフェイクだった、なあんだ。

 こうの史代さんの「古事記」もあるらしいがこれは有料サイトでのみ読める、他にも「萌える古事記」とかも流行っていてやはりだ、古事記来てます、古事記ブーム到来。

 古事記気分を味わえる木次線にみんな乗るぞ、きっと。JRは「おろち号」の自由席に乗れる事をもっと宣伝して欲しい。ちなみに乗れるけど席には座れない、客がトロッコ車輌に行ってる間だけ座れるのだ、四国の大歩危のトロッコ列車も同じ、知らずに乗れないと思っている人は多いハズだよ。

 みすづ潮彩とか瀬戸内マリンビューは指定車輌と自由車輌を完全に分けているからわかりやすい、そしてその車輌の待遇の差がまるで天国と地獄なのだ。それで「クッソー、いつか指定席とってゆったり乗ってやるぞ」と云うような気持も生まれる。

1/6

 爪の治療に行くが…

 先生は「ようなってるやん、希望あるで」とか気休めを言うのだが全然治らないのですよ、先生本当の事を言って下さいよ、もう僕の爪駄目なんですか?

 映画「宇宙からのツタンカーメン」(「宇宙からきたツタンカーメン」だったか?)ではツタンカーメンに触られた人の手がだんだん腐っていくのだ!それを見て主人公が「よくなるといいな」と気休めを言うシーンがなんだか残酷だった。それにツタンカーメン、略してツメ、やはりだ、ツタンカーメンの呪いで爪が駄目になったんだ、エジプトにも行った事ないのになんでどこで呪いが?もしかしたら神鍋高原のピラミッドでか?

 爪ならまだいいかと思うのは派遣村の人の映像だ、僕より年下で男前なのに前歯がほぼないのだ、派遣の人は病院に行く事が基本不可能なのだ、アメリカも同じで怪我したら自分で傷口を縫いつけるのは当たり前の現実、家が車なのも当たり前、爪の治療に行ける身分の僕はまだ幸せなのかもしれない、だが会社だっていつまであるかわからないし、ほんと不安な年明けだ。

 ロモの写真の現像があがって驚いた。堂々とレンズの前に指、ストラップの影、一体どうやったらそんな下手な写真が撮れるのか、ここまで下手だと逆に凄いかもしれない、僕は開眼した、ヘタ写真が今新しいのだ、ピンボケしていいんだ、ヘタ過ぎてみなさんに苦笑される写真が今のリアルだ。シャレオツ写真はもうNO!よーし、もっともっとヘタ写真撮るぞ。(←間違ってます)

1/7

 NHK教育で「カワイイ系女子」のドキュメンタリー番組やってて素晴らしい出来で録画しとけばよかったと後悔する、やはりなんだかんだと言ってNHKは凄い。いいもの作るよ教育テレビ。

 小5の女子がカワイイものを身につける為に少ないおこずかいを駆使してすべて手作りでカワイイ小物を作っていくのをゴダール風のコラージュで見せていくのだ、これぞ現代のヌーベルバーグ、そしてやはり小五は魔法の時間、昔のアニメの魔法少女シリーズも大体小五じゃなかったか?そう、女性が人生においてもっとも美しく輝けるのが小5だ、あの浜田省吾も小5主義者で芸名をそこから取ったとか(←嘘です)。

 その後は「はねとめ」という書道ドラマをやってて見ました。漫画が原作らしい漫画的なつくりで楽しめる、眼鏡女子が2人も出てきた、もーうどっちがいいの?と見てて両手に花気分、今書道が大ブームなのだとか、特に全身を使って音楽にあわせて書くダンス書道が凄いらしいのだ。たしかにヒップホップとかで踊るのは自己満足でカラオケと同じだと思うがそれに書道を結う融合させるのが発明だ、書道来たか。

 思えば最近はいろんなブームが来た、まず離婚ブーム、鉄道ブーム、歴史ブーム、歴史は歴女ブームが来て戦国武将ブームが来て最近は古事記ブームが来た、来すぎだ!

1/8

 紅白歌合戦でのキムタクの大失態、見たかったなあ。

 スーザンボイルさんに向かって気取った英語で恰好付けて得意げに憎たらしく例の調子で話し掛けたらしいのだが…

 英語がヘタすぎて理解されず無視されたのだって、かっこ悪い、恥ずかしい、その恥が全国の大晦日の家庭に放送されてほとんどの日本国民が見ているのだ、ああ、キムタク終了だ、終わった、やっと終わった。

 もうスマップにはうんざりしてたのでここらで誰かとどめを刺して欲しかったがまさかスーザンボイルさんが刺すとは…、とにかく去年でスマップは終了しました、あとは嵐が文字どおり嵐の航海へと旅立つのだ(嵐のリーダー大野はドラッグ疑惑で有名)。

 そう考えるとトキオの「そーの船をこいでゆけ」という歌はジャニーズという嵐の海をなんとか進む自分達を船に喩えた自伝的な曲ですね、お前のオールを他の奴に渡すな!とか言ってるのも若手に釘を刺しているのかも。

1/9

 今日は「ならまちホルガ撮影大会」をひとりでやって自滅しました。

 ホルガは旅に向いてないよ、かさばるし機動性も悪し、数枚撮影したけど室内では撮影できんしピントはほぼ合わないし、最後には金具がはずれてフィルムが感光、すべてパー、パワッチ!

 ホルガはやはり近場でのみ使おう、恋が苦手な孤独の旅人にはちょっと厳しい、という訳でホルガ部あっさり廃部である。ガーン!

 ロモに切り替えて撮影する、やはり旅の友はロモである。ならまちは「野良猫のまち」と呼ばれているのに猫ちゃんがいなかったのが残念だ。近鉄で大和西大寺に移動する、平城京跡に向かうのです。しかしなにもない、門が2つあるだけ、あとは延々ウッドストックができそうな広場、子供が凧上げしてた。もったいない、これ活用して自然公園なんか作ったらいいのに、ただこのなにもない広さの開放感が格別といえば格別。

 奈良に戻るのだが1つわかったいい事、奈良からだと壺阪寺まで560円で行ける、これなら大阪から行くより安い。奈良のビブレの中のビレッジバンガードでフィルムを探す。ソラリスはなかったのでアグファで我慢、ビレッジバンガードは全国どこも同じだね、サブカルのコンビニだ。ただ奈良はパンクが流行っているのか岡山にくらべたらパンクのCDがやたら多かった、カメラは岡山の方が品揃えよし。こうやって全国のフシギちゃんを騙して商売してんだけどただやはりここでしか手に入らないものは確実にある。

 あと奈良の商店街の中にまるで90年代の渋谷のゼストがあったとこみたいなシャレオツゾーンが出来ているのだ、例のレコード屋もそこにある、ただ、まったく流行ってない、というか開いてない、「2時間ほど留守にします」と書いてある、ほとんど趣味でやっているようだな。

 ただ奈良は今本当に来てる、奈良ブーム来た、ナラに触るなーッ!

1/10

 今日は道後温泉に行きました。

 誰かが「千と千尋の神隠し」の舞台は道後温泉だ!とか言ったのがまずい、凄いんだろうなあと期待するでしょう、それに宮崎のじいさんがモデルにしたのはたしか信州の方の温泉だったよ。

 実際に入浴してみると、2つ浴室があって微妙に置き物が違うのみ、確かに建物の古さは素晴らしいが風呂はどうもあまり…。で、僕が入ったのは400円の凡人クラスが入る湯で、2階が「霊の湯」と呼ばれているセレブ客が入る風呂なのだ、で1階の人は2階に上がれないが2階の客は1階に降りれるという仕組み、それって…

 筒井康隆の大傑作小説「家」じゃないですか!海の真ん中に巨大な古い城のような家があり、下の階のものは上に上がれないが上の階のものは下に降りれる、だから下のものは上がどうなってるかわからない、最上階には下田老人(シモダオイト)と呼ばれている神様めいた人が住んでいるらしい、がどんな人なのかは下のものにはわからない…という設定。これからは道後温泉は筒井康隆の「家」のモデルとなった温泉と宣伝するべきですね。

 有馬温泉は本当に秘境に入って行く感じがよかったが道後は街のはずれにあるので温泉郷の持つ「異世界」な感じが薄いのだ、だからかわりに坊ちゃん電車で小説(異世界)に入る感じを代用させている、その坊ちゃん電車は今日は満席で乗れませんでした、しかし僕は昭和のカラーリングで走る古い車体の方が好きだな、床も木だし、窓枠も木、こちらの方がわくわくする。

 あと愛媛の人はいい人だった、いい感じだった。松山=友近というイメージしかないので松山の人達はだいぶ損をしていると思う、友近が悪いわけでもないが、なんかキツい感じするし四国の人はみなキツいという印象があった。だが愛媛は違った、愛媛の人はあんまり怖くなかった。

 四国恐怖症の要因の1つにJR四国もある、大体ダイヤが最悪だ!1駅進むと特急通過で10分止まる、それが延々一日続く。特急ばかり優先してその特急の席ガラガラやんか、しかも今年から経営悪化の為車輌編成を1両減らした、つまりローカル線はほぼ1両だ、それで一駅ごとに待たされるんだらたまったもんじゃないよ、これでは誰も電車使わなくなるよ、しかも車輌の掃除を週1から週2にするそうだ、あんたたち自分で自分の首しめてどーすんの??

 一両減されたマリンライナーで帰路につく、四国は大変だな。NHKのドラマではわざとらしいくらい方言使ってるが実際もう四国の若者は関西弁です、方言は老人しか使ってない。これはなにが起こってるかというと「方言崩壊」だ、四国はもう関西になるのかな。

 四国へ行けば心が乾く。

1/11

 今日は井原線ワンコインデー、百円で井原線に乗れる奇跡の日だ。

 去年は酷い目にあったのだが今年は人もいくぶん少なく規模も縮小されてた、メイン会場の井原に行くがさすがにここはにぎわってる。並んでワンコインソバ(百円)をいただく、ソバがパラパラなのだがそのパラパラ感が妙に美味しい、甘辛いゴボウがのっててそっちが麺のような食感、これは新鮮だ。

 それからごんぼうバーガー、これはやっぱりうまい、そして安い。あと「いばラーメン」なるものもあったけどソバのあとにラーメンは厳しい。腹八分でやめといて散策、井原線を撮影した写真展をやっててどれもレベル高かったなあ。井原から神辺まで行ってそこから福山、岡山と帰って来てそこからまた有馬温泉へ行こうと思っていたけどやめた。今日はやめた。(日記には書けないがちょっと厭なものを見たので…)

 昨日の四国でもうヘトヘトになってたのでここで終わりにした、疲れた。それに今日は成人式でガラの悪い若者が大量に乗り込んで来くる可能性もある。なにごとも腹八分がいい。それに「クッキングアイドル・まいん」だって見なくちゃいけないし、ツタヤが百円レンタルやってるし。

1/12

 今日は映画「ルチオフルチの新デモンズ」を見ました。

 「メルブルックスの新サイコ」みたいなタイトルだけど原題は「demonia」でデモンズシリーズとは全く関係なし、内容は往年にくらべたらちょっとさっぱり味かなあ。

 猫ちゃんが出てくるので猫ちゃんファンにもお薦め、猫ちゃんにひっかかれてショックで目玉が飛び出すという場面があり(書いてるとギャグみたいだがほんとにそんな場面があるのですよ!)猫ちゃんがフギャーッとひっかいてるのが微笑ましくてなんか「飛び出てよかったねー」と褒めてあげたくなる。

 でも本当の目玉のシーンはラストの子供を探しに来たお父さんが「股裂きの刑」になるシーン、これはびっくりした。なんで股裂きになったのかも誰がしたのかも一切説明なし、子供を探してるお父さん、続いて驚く子供のアップ、お父さんが唐突に股裂き木にしばりつけられて「来るなー!」と叫んでいる。

 この間の面倒な描写はすべて素っ飛ばされている。で、木がしなって行って子供の前でお父さんの股が続いて腹がメリメリメリと裂けて最後には人体真っ二つに千切れてしまう!

 「徳川女刑罰絵巻・牛裂きの刑」に匹敵するショックシーンだ、さすがルチオフルチ、さすがユーロトラッシュムービー。こういう映画をもっとみんな見た方がいいと思う(木曜洋画劇場で放送した「SF未来帝国ローマ」とか)。

 あなたのハートには何かが残りますよ。

1/13

 道後温泉で買った猫のオモチャ(猫ちゃんの頭を叩くと笑いながら転げ回るというもの)を会社で紹介したらもう泣くほど笑って「こんな不況なのに元気が出た!」と大喜びしてた、やはり猫ちゃんは素晴らしい。衝動買いしてよかった、きっとこの笑う猫のオモチャ、テレビで紹介されて話題になると思う。落ち込んでいる女の子の前で笑い転がる猫を見せたら元気が出てプロボーズしてくれるかもしれないぞ、もうこの猫持ち歩こう!

 さて今日は映画「無宿」を見ました。「むしゅく」ではなく「やどなし」と読みます。高倉健と梶芽衣子さんと勝新太郎の豪華共演傑作映画。

 監督の斉藤耕一さんは去年鬼籍に入られました、日本のエリックロメールと呼ばれていたけどそのロメールも先日亡くなった。「旅の重さ」の監督ですね、あの映画も大好きです。本作は勝プロの73年の作品で「御用牙」の後ぐらいかな、「悪名」のリメイク同様の大人になれない大人たちがモラトリアムな楽園的いざこざを続けてやがて破滅的なラストになだれ込む…という青春映画の正統派スタイル。

 和製「冒険者たち」と呼ばれているが、感触としては「ワイルドジャンボ」とか「ルパン」の最初のシリーズに近い、とにかく画面が美しい、どの場面も絵画のような色彩でため息が出そうだ、まさに映画がシャシンと呼ばれていた時代の正しき「映画の教科書」だと言える。

 もしかして無職時代の押井守がこの作品を見て、そして教科書にして「ビューティフルドリーマー」を作ったのかもしれない、梶芽衣子さんが「うちはこのままずっと3人で一緒におれたらそれでええんじゃあ」とか言う場面が全くもって素晴らしいのだが(その後の破滅を予感させるのがまた切ない)、「ビューティフルドリーマー」でも全く同じ画角と構図でラムが似たような台詞を言う場面がある、とすると高倉健が諸星あたるで夢邪鬼が勝新か?高倉健の関西弁はちょっと似合わなかったが…

 やはり僕はどうしてもこういう楽しくもやがて切ない期間限定の一瞬の夢のような時間を過ごせる、そしてその代償もキチンと払うという「青春映画」が好きなのだなあ。「人生において奇跡は一度だけ起こる、だがいつ起こったか本人は気付かない」のだ、その「奇跡」が「青春」であり、それは思い返すのみの決して掴めない羽衣のような存在、若くして結婚してこんな映画見る事もなく過ごせたらこんなに切ない気持にならなくてよかったのに、その方が何倍も幸せなのに。

 でもどうしてか僕は今もひとりでこんな映画ばかり見ている、もうどうしようもないのに、見てしまう。

1/14

 その続きで「ビューティフルドリーマー」を見直しました。やはり今見てもよく出来ていると思う、子供の頃にこんなの見たらそりゃ夢中になるわなあ。

 昔駅前のビルで地下に「すがきや」があったとこの5階が電気コーナーで、そこの大型テレビで「ビューティフルドリーマー」が始まったとたんに1階の食料品売場にダッシュして2リットルのファンタグレープを瓶で買って来て大型テレビの前に陣取りファンタ飲みながら最後まで見た。よく怒られなかったもんだ。

 それくらい昔の映画には魔法があった、例えば映画館で「里見八犬伝」見て「すがきや」でラーメンとソフトクリーム食べて帰るのが男子の豪遊であった、ああ懐かしい。

 この頃のアニメは言葉使いが自然です、例えば温泉マーク(先生のあだ名)がボロボロになって歩いてると「まだ生きとったんかぁ、あいつもタフじゃのー」と言うのだが、これは標準語としても自然だ、所謂方言ではない、会話として自然に耳に流れて来る。これがバブルの頃になると「生きてるじゃーん」とか言うようになる、なにが「じゃーん」だよ、その後は「チョー生きてるって感じ」とかになるのな、前も言ったけど東京の言葉は汚いのですよ、「チョベリバ」だの「ゲロゲロ」だの流行ったのも最悪だった、最近は「メッチャ」だけ関西弁で語尾は沖縄の「〜さあ」だったり北海道の「〜いっしょ」(例:ヤバいっしょ)だったりもう混乱してる、「ビューティフルドリーマー」の頃の標準語が一番自然だった。

 21世紀になってから東京がどんどん恥ずかしい街になってしまったのは言葉の乱れもあるのではないか、だけど関西弁を標準語にしたらきっと国家破綻すると思う、「ド根性ガエル」のヒロシの言ってるような言葉が一番江戸っぽくていいと思う、「ピョン吉ロックンロール」も今思うといい曲だったのかもなあ。

1/15

 小説すばるの連載で町山さんが褒めてた映画「狂った果実」を見たのですが、主演は長門裕之って書いてなかったっけ?共演が南田洋子って書いてたような気がするが…違ってますよ!

 おかしいと思って「小説すばる」を本屋で探すがもう新しい号が出てて真相は闇の中だ、まあ役者が違おうとたいした事ではないので目くじらたてる事もない、トミーリージョーンズ主演と思ってたらモトリークルーのドラマーだったトミー・リーが主演だったというような感じだ、たいした問題じゃないね。

 「狂った果実」もたいした映画ではないがトリフォーが絶賛してヌーベルバーグに決定的影響を与えた3作のうちの1作だと言われてる(あとの2つは「狩人の夜」と「ハネムーンキラーズ」)けど、石原裕次郎がまだヘタクソで見てられない、これならゆうたろうの方がいいよ、台詞がしゃべれてない。

 途中で見るのやめて「太田総理」を見てたらどうしたんだ!!あの憎たらしいそのまんま東がレギュラーになってて太田とつるんでる、太田さんももうおしまいだ…。そういえば今度映画の監督をやるなんて話も出てるしついに太田の増長が始まったか…、いい人だと思ってたけどやっぱりみんなおなじ、太田さんがまた松本人志にボッコボコにされたら目が覚めるかもしれないが…

 ホント、友達はえらばないといけませんね。

1/16

 会社の飲み会。

 だけどアスペルガー社員はついに「帰ります」と社長の携帯に電話して参加拒否、社長も「もう、一線越えたなあ…」とつぶやく、もーう、そんなに嫌なら辞めたらええねん、それかアスペルガーを告知して病気直してもらうしかない!

 飲み会までの時間にタワレコで最近のバンドをいろいろ試聴したのだが…今だにマイブラ?とか80年代?とかどれもこれも薄っぺらいなあ、90年代のオルタナティブロックの強度がまるでない。軟弱者だ。今の音楽には魔法がかかってないと思う、魔法使いは真実のスター。

 某M誌のベストアルバムにあげられたのは「相対性理論」というバンドで、あとはみな常連ばかり、ムーンライダーズ、カーネーション、高野寛…、もちろんいいんだけど若手が全然いないのが悲しい、ほんとに最近つまらない、魔法がかかっている音楽がまったくない。

 そういえば長年欲しかった「書を捨てよ…」のサントラが再発されてそれは嬉しい、「書を捨てよ…」のサントラはちゃんと魔法がかかっている。

1/17

 本当は京都でカワイコちゃんが弓矢を射るというイベントがあってそれに行くつもりだったのに…

 飲み会終わって家に辿り着いてからの記憶がなく朝は巨大二日酔い頭痛大会だ、ガンガンする、頭に保冷剤のせてなんとかしのぐ、駄目だ、これは昼まで動けない。

 昼になんとか身体が動くのでとにかく電車に飛び乗る、姫路でうどんをすすってから伊丹まで行く、伊丹に行って頭もいたみ…なんて。伊丹で「ハンスフィッシャー展」を見たかったのだ、ハンスフィッシャーさんはスイスの絵本作家で「こねこのぴっち」が有名、猫ちゃんファンとしては行くしかあるまいに。

 展覧会は至るとこに「こねこのぴっち」がいて可愛かった、作品としては「ぴっち」の前作「おたんじょうび」が素晴らしい、見てて泣いてしまったよ。それで「ぴっち」のハンカチを買った、ハンカチが2枚必要です!

 「ぴっち」のアニメも上映してたがこれはあの短い話を無理に30分に伸ばしてるので退屈、絵はかわいいのに。あとフィッシャーさんがリソグラフを描いてる仕事場に猫ちゃんが興味津々な顔付きで見てる写真が素晴らしくてまた泣いてしまいました。猫ちゃんファン必見の写真です。

 美術館の横が古い大きい酒屋になっててそこは無料開放してた、駅からそこに至る道も昔風に綺麗に整理されていてよかった、伊丹、いいとこだ。大阪にも神戸にも近いし歩いて空港に行けるのだ。

 伊丹から中山寺まで行く、ここの「宝の湯」という温泉がいいのです、というより風呂に入って二日酔いを抜いてしまいたいのだ。温泉は大変な人気で混雑してた、源泉が茶色で回りの岩が鍾乳石のようになっている、わらぶきの屋根が作ってあって風情もいい。あと男湯なのにお父さんと一緒に入ってる女の子が妙に多かった。男湯の係員が女性なのもサービスですか?

 風呂上がりに歩いていると中山寺がライトアップされているのが見える、行きたいけどちょっと遠いし道がわからないので途中で挫折して駅に戻った。後は順調に乗り継いで9時帰宅。昼から出たのにこれだけ行動できるのが素晴らしい、そして今回で18切符は使いきりました、めでたしめでたし。

1/18

 18切符は終わったがまだ関西ワンディパスが2月中使える、そして赤穂線かきまつりもある、まだまだやろうと思えばやれる事だってあるのだ。

 逆に待つ事もある、たま駅長は駅新築の為しばらく休職だし、有馬温泉の銀の湯は炭酸泉が工事で出ないのだそうだ、そしてツタヤの100円レンタルは今月まで。

 で、100円レンタルで迷ったあげく「恐怖劇場アンバランス」を貸りました。

 「恐怖劇場アンバランス」は「ウルトラQ」の大人版として69年にパイロット版が作られたけどフジテレビが「緊張感で視聴者がCMを見ない」との理由でなんと3年もお蔵入りされた作品だ。

 一話の「ミイラの恋」はバカバカしい時代劇でホラーではないわな、鈴木清順監督だがこれなら同じフジテレビの同監督作の「恐怖シリーズ」の中の藤田まことが原田芳雄を射殺する話の方に軍配をあげたい。

 続いて監督が藤田ビンパチ、長谷部安春と続くのだが凄いラインナップ、日本映画の縮図のようだ、だが「アンバランス」が「怪奇大作戦」みたいに傑作になれなかったのはやはりTBSからフジテレピにうつった事と有能なスタッフが円谷から抜けた事かな、残念だがまだ本作には円谷英二さんがしっかりた綱をひいてた最後のシリーズといえるだろう。

 そんな事関係なく、オープニングの映像が素晴らしい!猫ちゃんがかわいく遊んでいるのを炎をバックに合成してるだけでほんとに怖くなんてなくて可愛いのだ、ああかわいい、チョコチョコ歩くエンディングもいい、猫ちゃんファン必見です、「かわいい劇場ネコバランス」、ウニャーン!

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 「アンバランス」を6話まで見た。

 結局このシリーズは出来が「アンバランス」なのだ、神代辰巳監督の作品など素晴らしい場面もあるがトホホな場面もある、そこがまた神代らしくてアンバランスだ。

 唐十郎がうらぶれた劇団の団長を演じる話がいいのだがエンドクレジットがでるまでずーっと石橋正次だと思って見てた、だって緑魔子も出てるし(←それは連司の方だろ!)。

 第一話は何回か見直さないと完全にわからないと評されているがあの汚い話を見返したくないなあ、ただあの話のノリはその後のフジテレビの浦沢義夫のシュールコメディ「ポワトリン」とかの原型になっている、そういう意味では貴重な一編だ。

 あと音楽、ブレイクビーツにBPMあわせて念仏をリミックスするという手法を69年にやっていた富田勲はまさにプログレッシブ、90年代のクラブミュージックを30年先取りしてたのだ。

 その後に映画「北京原人の逆襲」を見ました。

 子供の頃に「ゴールデン洋画劇場」で見たけどつまらなかったのを憶えているが大人になって見直してもやはり僕にはつまらない映画でした、御推薦してたタランティーノ監督すいません。

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 我らがオザケン復活だそうだ!

 半年ほど前に週刊誌に出てたがその時は貧困国のチャリティで世界中をまわっていると話してた、完全にショービジネスから撤退してボランティア活動として音楽活動をしていたらしい、そして記者にむかって「あなたにもできる事があるならしてごらん」とか言われて記者ポカーン、だった。

 ホームページを読む限り彼の目線は貧困国に向かっており今回の復活ツアーも完全に同窓会的な「懐メロで結構!」という感じを受けた、東京にいるミュージシャン(というのも恥ずかしい存在だが…)の方々は未だにクラブカルチャーやサブカルを追っかけているが少なくとも小沢にはそんなものは眼中にないようだ。

 それでいいと僕は思う、今の音楽はつまらないから僕は音楽を聞くのを辞めた、「君にできる事をやってごらん」と言われる前に僕はといえばひとり旅に出てローカル線に乗ったり温泉に入ったりしている、そんな事で世の中がよくなる訳ないだろ!とあなたは言うだろうが僕は少しはマシになると思っている。

 そんなオザケンと対照的なのはサエキけんぞうさんだ、急速にハゲたのには同情しますが、彼の東京のリアルカルチャーに追随するその執念はすさまじい、ボーカロイド〜同人音楽〜地下アイドルプロデュースと東京文化の現在形を全くブレずに乗り進んでいくその慧眼は凄い!が、やってる事は恥ずかしく大人がする事ではないなあ。

 音楽ってやつがどこへ向かうか僕は離れたとこから見てやろうと思ってる。

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 石橋正次といえばいつでも買えると思ってた「アイアンキング」のDVDBOXがアマゾンで品切れになってた。まさにアイアンショックだ!

 いつかボーナスがドカンと出たら買おうと思ってたのにボーナスはぜんぜんドカンと出ない、それでそのままになってた、残念だ、これでは佐々木守先生の意志を次げないよ!誰か売ってたらかわりに買ってください!

 「アンバランス」4巻、山田風太郎原作で西村晃主演「夜があけたら」はヘビーだった、噂には聞いてたが実相寺の演出をさらに濃くした感じだ。タイトルの曲を歌うのは先日亡くなった浅川マキさん、出演もしている、あの時代の人達がいなくなるのは悲しい事だなあ。

 NHKの書道のドラマ「はねとめ」が素晴らしい、テレビドラマは「相棒」しか見て無い僕だけどこれは久しぶりに来た、なんか「おれがあいつであいつがおれで」感があるのだ、主役の少女のハジケっぷりなど眩いほどだ、ウッギャァァァーッ、神々しーい!!ファンになってしまいそうだ。

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 「映画秘宝」が去年の映画のベストテンをやってた、一位は「イングロリアスバスターズ」。

 「淫黒バスターズ」ってパチモンの映画がすぐ作られそうだ、レイパーカーJrが「イングロバスターズ!」と軽快な主題歌を歌うのだ!ああ、もっといい邦題つけてくれたら僕も見ただろうに、もう。

 「ルチオフルチの新デモンズ」みたいに「タランティーノの新・地獄のバスターズ」だったら絶対に見ただろう、「SF・おかしなおかしなバスターズ」でもいい。そういえばこの映画、映画館にみんな閉じ込めて虐殺するという「デモンズ」のバクリなのだ、それならばもう「タランティーノの新デモンズ」でもよかった。

 ちなみにワーストは「ドラゴンボール」だが、元々子供向けの壊れた作品なので実質のワーストは松っちゃんの「しんぼる」だって。それから「キムタク戦艦ヤマト」は原案が石原慎太郎でのっけからでっかく名前が出るのでサイテーだそうだ、映画ファンは石原慎太郎もキムタクも大嫌い、理由は言うまでもない。

 で、邦画の悪口を延々と言うコーナーがついに終わった、僕もあれは辞めた方がいいと思ってた、だってキリがないしいつも「その作品の悪口いうのならもっともっと酷いのがあるぞ」と思ってしまう、もう2ちゃんねると同じだ、日本映画=2ちゃんねると同じ、相手にするだけ自分が損するだけだ、映画はもう見ない!それが答えです。

 テレビ局が制作したカス映画(踊る大…、20世紀少…等)なんか見てる時間がもったいない、そんな時間あるならローカル線乗ってる方が楽しい、そしてルチオフルチの映画のようなカスだからこそ素晴らしい作品を100円レンタルの時にごっそり貸りて見る、もはやこれが残された唯一正しい映画道、僕はその道をひとり行く。

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 風邪気味なので和気鵜飼谷温泉に湯治に向かう。

 いい温泉なんだけど去年から料理の料金が高くなって利用できないのが残念、うどんが美味しくて通ってたのにそのうどんがなくなるんだもんな、駄目だよそりゃあ!ただ最近野良猫に餌をあげているらしく猫ちゃんがいたのが救いだ。

 唯一食べれそうな値段の定食はあっという間に売り切れてあとは全部千円以上の高級料理、しかも美味しくなさそう、きっとレストランの経営者が変わったのだろう、もったいない、ほんともったいない。(関係者の方がこれを読んでいたら考え直してもらいたい!

 しかたないので自宅まで戻って坦々麺食べて薬飲んで一眠り、だいぶよくなったようだ。風邪気味のまま映画「ヤン・シュバンクマイエルのアリス」を見る。

 なんて憶えづらい名前だろう、名前がややこしいのでいちいちネットで調べないとわからないのがまた面倒だ、もうヤンシュバぐらいに縮めて欲しい。で、映画の方ですが…

 アリスの役の女の子がめっちゃ可愛くてもうたまりません、こんな変態映画いいのか!と思って期待がバーストしたが、アリスはその後薄気味悪い人形になってコマ撮りでギコギコ無気味に動くのでドン引きした、ガッカリだ、さっきまでの期待はシオシオのパー、ああ残念。

 ティムバートンの新作の「アリス」も気持悪そうだし、「アリス」はやはりディズニーのアニメのバージョンが一番サイケデリックでいいのかも。ちなみに「ダンボ」もかなりサイケデリックです。

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 なんか面白くない日曜日。

 「かきまつり」初日で相生に行った。去年までは並べば1個10円で牡蠣くれてそれを自分で焼いて食べれたのだが「今年はありません!」とでっかく書かれてた、10円玉にわざわざ両替して来たのに!

 今年は牡蠣の水揚げが例年の半分でとても無料配付なんて無理なんですと言ってた、しかし軍手からトングから全部有料にするのはどうかと思う。牡蠣汁とうどんを食べて焼き牡蠣はあきらめるとしよう、ステージではアカペラグループが笠置しず子の歌を歌ってた。選曲がおかしい。

 1時間ほどで撤退するがすんごい渋滞、高速千円の影響だ、これだけ渋滞して来て、軍手にならんでトングにならんで牡蠣にならんで…ああ可哀想。やってられない…。駅からのルートバスも満員ギュウギュウでしかも渋滞してた、それでルートバスも有料なんだぜ、酷いよこれ。

 無事撤退して「ペーロンの湯」につかる、去年も来たがいい湯です、ただ「ペーロン」という名前はどうしてもいやらしい事を想像してしまうので名前を変えた方がいいと思う、露天風呂から地獄の渋滞が一望できてなんとも雄大というか気の毒というか…

 そのあとツタヤに行くが惨劇は続く。

 エグザイルの髪型にされたガキが走りまわっている、知的障害の中国人が騒いでいる、今ツタヤって試聴ができるから30枚くらいCDを試聴機につんで中国語で絶叫そしてヘッドバンキング、もうハードコアライブ状態、こらアカンわ、誰か注意しないといけません、だけど怖くて誰も注意できない、地獄だ、地獄。

 昔ツタヤはもっといいとこだった、気軽にレンタルできるし変な客もいなかった。だが今やツタヤに行くのに「ああ行きたくないなあ、でもゲオよりましだし…」と憂鬱な気分で向かうとこになってしまった、牛丼屋みたいにゲオとデフレ合戦続けて潰しあいしてるし、もうおしまいですね。これならばアマゾンでDVD買って自宅で見た方がいいという事になる。

 僕がもう2年以上も音楽を聞かないし映画も見ないという生活を続けた結果だろうか、浦島太郎が地上に戻ると…という事と同じ光景だ。

 玉手箱をあけるのは嫌なのでこれなら結論は「浦島太郎は地上に帰らないまま死ぬまで結構しあわせでした、めでたしめでたし」これで行こう!

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 楽しいはずの「かきまつり」が「牡蠣押売大会」になってたり、お得なはずのツタヤ100円レンタルが「ドキュン大集会」になってたりと残念な事が続くが、それはもう世の中の歪みが簡単に現れているという事でしょう。

 結局ツタヤで「コードギアスR2」を4巻まで貸りたのだが、ジャージのヤンママが子供をバンバン殴ってた、見てるだけで心が乾く、がこれも現実。

 「コードギアスR2」はほんといくらでも見れる、日本アニメ史上に残る大傑作に違い無い。この作品の凄いとこはその駄目さとか構造の矛盾も作品の魅力にしてしまってるとこだ。

 ルルーシュことルルに弟がいました、ロロです。という始まりにはコケる、が、DVDの特典には「ロロぞうきん」がついていて劇中の「ボロぞうきんのように使い倒して捨ててやる」という台詞とリンクしてる、そして実際そうなるのだ、いいねえ、楽しいねえコードギアスの世界、ほんといつまでもずーっと続いて欲しい楽しい楽しい世界。

 しかし主人公のルルーシュは完璧アスペルガーです、アスペル社員に悩まされているからよっくわかる、第一話から「間違っていたのは俺じゃない、世界の方だ!」と言い放つ、アスペルガーの常套文句だ。だがルルーシュ=ゼロはふだん威張り散らしてるが駄目になるとほんと情けないグニャグニャ野郎になるとこがリアルでまだいい、もう一人の主人公はスザクはもっと悪質で重症、自分のわがまま正義をおしつけてまわりの人間をどんどん破滅に追い込んでいくのだ、実にこまったちゃんなのだ。

 いつも猫に噛まれているのは猫にはわかっているからだろう、最終回でスザクの墓参りに来たのは猫ちゃんだけ、猫は偉大だ、「コードギアスR2」のテーマは「アスペルガーはこまる」と「猫ちゃんは凄い!」という事だ。(←違います!!!)

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 世間ではマイケルジャクソンが大流行しているが僕はといえば「キースエマーソンバンド」なんてCDを買ってしまった、マイケルジャクソンもキースエマーソンも同じようなもんだと思うのだけどなあ。

 で、キースエマーソンバンドだが意外にもよかったのです、これなら再結成EL&Pよりいい、ボーカルのマークボニーラという人の声がジョンウェットンそっくり、で曲は全盛期のEL&Pそのままだ!(EW&Pか?)。15曲からなる大組曲が白眉でジェネシスの「サパーズレディ」のように最後で延々と盛り上がり馬鹿らしいほどドラマチックで笑ってしまった。まさにプログレ馬鹿一代、プログレ一代馬鹿になり果て無きインプロまっしぐら〜!個人的にはマグマの「KA」と双璧をなす傑作だと思いますよ。

 付属のDVDにはライブ映像が入ってるが、場末の狭いライブハウスで往年の名曲「悪の教典」なんかが本当に演奏されてて悲しいというか凄い、エマーソンの背後にはモノリスみたいな巨大な配線板がつっ立てる、線が百本くらい刺さってる、それで本当にあの懐かしいあの音が出るのだ。マジ感動。いくらコンピューターが進化しても「あの音」はこのモノリスでしか出ないのだ!

 しかしその感動はマークさんのギターで台なしになってしまう、ヘビメタ好きが好むトンガリギターなのだ、ああ格好わるい、せっかくいいプレイしてるのにこのギターはないよ!!

 解説するとギター好きはまずアリアプロなどの安いトンガリギターに手を出すがあまりの格好わるさに値段をあげてストラトを買う、だがどいつもこいつもストラト持ってるので嫌になり背伸びしてさらに値段をあげて恰好のいいジャガーやジャズマスターに向かう、あるいは音のいいテレキャスに走る渋い人もいる。

 そこから上はもうセレブの領域で相当の金持ちしか買えない見た目も音も素晴らしいギブソンやリッケンバッカーといった名器になる、僕だっていつかギブソンを!と思っていた時期もあったなぁ。

 マークさんもギターをもっといいのにした方がいいですよ、でもギブソンなんか買ったらまず「それ本物??」って言われるだろう。

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 コードギアスと一緒に「マイティジャック」を貸りて来たが…

 地味なドラマ、しかも出てくるのは華のないオッサンばっかり…、だが特撮は素晴らしい。この作品の再放送が少なかったのはなぜだろう?途中から30分番組に路線変更してややこしいからか?「エスパー魔美」の再放送がないのと同じか、もったいないなあ。「ウルトラセブン」なんて毎年夏になると再放送してたのに、再放送は日本の貴重な文化だった。

 ちなみにマイティジャックはシロウトによる自警集団なのだそう、ブロンソンと同じだ。

 秋葉原の事件の裁判やってるがあれは今思うと「コードギアス」のゼロがやりたかったのかな、「間違っていたのは俺じゃない、世界の方だ!」と用意周到に計画して世間をあっと言わせる、ゼロだよ、ゼロ世代のシンボルがゼロだ。

 「サイゾー」という雑誌に連載されてた嫌なサブカル批評で「セカイ系」なんて嫌な言葉を自慢げに使ってたが唾棄したい気分だ、エヴァ以後の作品は常に「自分か世界か」の2つしか選択肢がない狭く内向的な「セカイ系」なんだそうな、そんな事を言ったりやったりしてるから最悪な事件が起きた訳だ、セカイはそんなに狭くないよ。

 「兼高かおる世界の旅」なんか見てた頃は世界は広かったよ、もしくは「世界の料理ショー」でもいい、世界は広いのだ、そしてあなたは小さいのだ、世界とあなたの間にはたくさんのものがあるのだ、携帯やネットがそれを見えなくしている。

 世界の中心なんてない、あるとしたら猫ちゃんだけだよ。ニャーッ!

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 ここ10年で一番衝撃的なCDを買った。

 それは「愛こそはすべて 合掌、 藤岡弘、」です。

 もう冒頭から熱い熱い熱すぎる燃えたぎるマグマのような男魂が大爆発している、かっこよくで同時に馬鹿らしいほど愚直で感動的で真理を突いている、もう本当に合掌しなくてはいけない気持になる。さすが男の中の男藤岡弘先生だ、「スクライド」の予告の台詞を全部つなげてリミックスしたような濃密男汁がスパークするのだ。

 藤岡先生の熱い熱い魂の説教から一変して心優しい熱唱、しかも歌のはブロンソンの「うーんマンダム〜」のCMで使われた「マンダム・男の世界」の日本語カバーだ、もう完璧、パーフェクト!これはもう日本ロック史に残る傑作プログレッシブ説教歌謡である。

 「若者たちよ、今こそ立ち上がれ!世界を、国を、未来を救え!!天空、馬駆けるがごとく、羽ばたけ!合掌 藤岡弘、」

 てな感じで延々と熱いお説教が続くのだ、ああ素晴らしい、聞けば聞くほど感動する。

 でも、なんか宗教みたいな気もしてくるのだ…うーん、お坊さんの説教CDと考えればそれでいいか。

 愛こそすべて、もはや藤岡弘先生はジョンレノンを超えましたよ。

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 同時に「書を捨てよ町へ出よう」のサントラも購入したがこちらも日本ロック史上に惨然と輝く大傑作ですね。GSがすたれてニューロックと呼ばれていた頃のミュージシャンがアングラ演劇と合流して出来た奇跡の逸品です。こんな音楽もう2度と絶対に作れない。

 そのラストではこう台詞がある。

 「だけど俺は映画が嫌いだ」

 映画の魔術をふんだんに利用しつつ最後に否定するオチ、衝撃ですね。そんな映画ですが今年はついに邦画が洋画を抜いて大ヒットしたそうだ、一番のヒットは「ルーキーズ」そして「20世紀少年」「アマルフィ」だそうだ、みんなほんとにそんな映画見たの?見て面白いとおもったの?僕はわからない、僕はそんな駄作みたいと思わない。僕もまた映画が嫌いになったのだ、いや、好きな映画がなくなってしまったのだ。

 で、ツタヤに行くと100円レンタルを3月まで延長してた、たとえ3月まで延長されても見たい映画が置いてなければ意味がないと思うよ、僕も「コードギアス」全巻見たらもう利用しないだろう、いくら安くてもいいソフトがなければ意味がない、藤岡弘主演「SFソードキル」のDVDを置いてるツタヤなんてあるか?ありはしませんよ!安くしたらドキュンが増えて治安も悪化して店の雰囲気も低下する、潰しあいだ、みんなで上から下まで潰しあい、ああみっともない。

 そんな殺伐とした社会、NHKのドラマ「とめはね」だけが救いです、今どきこの爽やかさったらないね、音楽はまんま「ナディア」の流用だがそれもまたよし、いいものはいいんです、いいものだけを見るように悪いものに騙されないように危機センサーを常に張って生きていくのです。

 そうすればいつかきっと生まれて来てヨカッタと心から思えるような日々に到達するハズだ。

 合掌。

1/30

 赤川次郎の「夢であいましょう」という小説を読む。

 突然どうした?ゆうもあ小説でも書くのか?いえいえ違うのですよ。この小説のストーリーは28才のOLがある日突然12才の小学生に変身してしまうのだ。もう猛烈にいやらしい想像をしてしまいます!

 でも本屋で30分で読めるほどの薄さ、話は子供向けのユーモアミステリーだった、がっかりだ。この設定ならあんなことやこんなことやもういろんな事ができるのに!!ああもったいない。やはりこの手の話だと伝説の倒錯ドラマ「14ヶ月」が最高ですね。倒錯小説といえば眉村卓の「さらば明日のミキ」という小説をかれこれ20年近くずーっと探してるがもう手に入らないのかなあ。

 僕も出発点はコバルト文庫で新井素子とか読んでいたのですよ、それから筒井康隆、稲垣足穂、ジャックケルアック、ガルシアマルケスとどんどん変な方向に向かってしまった、だが行き着く先が倒錯小説というのはいかがものか、宮崎駿が晩年になってどんどん歪んだ幼女愛を描くようになったのも同じか、つまり、男の最後は倒錯か?

 村上春樹の小説も気取った文体のうらの倒錯的要素があるから人気があるのだと思うよ、とりあえずなんでもいいから本を読もうよ。

1/31

 ツタヤでコードギアス貸りたら「第2シリーズの456巻だけですがいいのですか?」と言われた。

 と言われても他の巻は貸りられてるしいいじゃないか!と言いたい、こういう押し付け対応はどうかと思う、散髪屋でシャンプーの時に「痒いとこはございませんか?」と聞かれるのと同じと考えればいいか、お尻が痒かったらかいてくれるのか!と言うのも大人気ないし、うーん。

 最近どこへ行ってもマイケルジャクソンの曲が流れてて困る、いい曲ならいいけどマイケルさん音楽に関しては雑というか手抜きというか、全部リズムマシンにコンプかけてズッパンズッパンでアォーッ!と延々奇声あげて頭がおかしくなりそうです、みんなこんな狂った音楽きいておかしくなっていくのだ、俺は騙されんぞ!

 マイケルジャクソンがいいのはジャクソン5時代まで!とマーティンフリードマンが言ってたけどその通りだと思う。にわかマイコーファンは目を覚ますように!

 「恐怖劇場アンバランス」を全話みたがダントツに面白かったのは「夜があけたら」でした、そして唐十郎が出る話、あの2つがよかった。最後に見た「サラリーマンの勲章」は会社をずる休みしてフーゾクへ行くだけの話でどこが恐怖劇場なのかサッパリわからなかったが、そういう話の方が面白いのがまさにアンバランスなシリーズだった。

 いまや現実世界がアンバランスだ!

2/1

 ジェネシスの「フォックストロット」の特典映像はピーターガブリエルがコスプレして「サパーズレディ」歌ってるに違い無いと思ってたが違った。前年の「怪奇骨董音楽箱」からの選曲でコスプレしてない薄味のライブだった、残念だ。

 だがこれはこれでいい、サルマンシスの泉を飲んで両性具有に変身するという歌でガブリエルは男か女かわからない怪しい演技で歌う、これがグラムロックの元祖だと断言してもいいだろう。そして各人の演奏も実に「ガンバッテマス」という初々しい姿に好感が持てた、キーボードブースの中で12弦ギターをつま弾くトニーバンクスなんてこの時期だけの光景だ、後の派手なライトの下で自慢げにソロを弾く姿はない。あとアルバム未収録が信じられない名曲「トワイライト・アールハウス」もやってる、音質もいい。

 で、ガブリエルがコスプレしてるライブは次作の「月影の騎士」に入ってるらしい、あのアルバム僕は好きではないのだ、なんか地味で曲が普通で盛り上がらないのだ、でも映像は欲しいし、うーん。アルバムでは「怪奇骨董音楽箱」の方がだんぜん好きだがあれには特典映像は入ってないのであった、残念、そんなものを4800円で売るかあ?

 ジェネシスファンはほんと一喜一憂大変だ、だけど好きなものはしようがないな。ジェネシスファンにしかわからない内容で申し訳ない、あなたも一度聞いてみてはどうでしょうか。大体「怪奇骨董音楽箱」って素晴らしいセンスだと思いませんか!

2/2

 サリンジャーさんが亡くなったらしいが僕はいまだ「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ事がない、恥ずかしいがいつの間にか読むタイミングをのがしてしまったのですよ。それに文庫本されてないのでデカい、なんで「ナインストリーズ」は文庫になってるのに「ライ麦」はなってないんだろう?

 で話の内容は「こんな間違った世の中、俺が滅茶苦茶にしてやる、フハハハハハ」と言ってる主人公は実は病室にいてなにもできないのでした、ちゃんちゃん。らしい、「コードギアス」に似てるなあ、いつの時代も若者は純粋な反逆に憧れるもので「コードギアス」はゼロ世代の「ライ麦畑」なのかもしれないね。

 で、「コードギアスR2」だけど、5巻くらいが一番いいですね。モラトリアムな青春群像で一番平和で楽しそうだ。だが青春はいつもモラトリアム、谷口作品においてその後には必ず壊滅的な運命の破滅が起こる、そして物語は猛烈に転がり出す、そこが醍醐味なのです。

 最近のアニメ、「鋼の錬金術○」とか「ワ○ピース」とか「グレンラ○ン」を僕がどうしても観賞できないのはその軽さだ、それぞれいい作品だけどどうしても軽い、軽いのだ、「コードギアス」は重厚で軽い話の後には必ず戒めのように重く辛い展開になる、バランスがいいのだ、その重さにひっぱられて人は感情移入できる、リアリティが生まれるのだ、今の若い人達の作る作品にはその重さがないからリアルでない、ゼロ世代の人達に求めたいのは軽はずみな反逆ではなく、重さをともなった血のかよったリアルなピカレスクロマンです。

 だから僕はサリンジャーよりも「コードギアス」を選んだという訳だ、それはやはり必然、血が求める当然の選択、運命なのだ、ジャジャジャジァーン!

2/3

 なにやってもうまくいかない一日、辛かった、駄目モードに入るとなにやっても駄目なのだ、こんな日は早く寝ちまうに限ります、明日はきっと今日よりましだ。

 木村カエラさんの「バタフライ」という曲が結婚式で使われて大ヒットしている。ローカル番組「sakusaku」に出てたフシギちゃんキャラが国民的歌手にまで登り詰めたのだ、凄い。そういえば僕の嫌いな唐沢俊一は「加藤和彦はカエラにフラれて自殺した」とプログに書いているそうだが…それはいくらなんでも無理があるだろう、もはや奴は人間スポーツ新聞だ、相手にしないのが一番。

 で、その「バタフライ」だが、関西ロックの最高峰といわれた名盤「愛欲人民バトルロイヤル」(←再発して欲しい!!)に入っている結婚式でハードコアとさだまさしを交互に歌う「バタフラーイ!バタフラーイ、お前を嫁に〜」という曲(曲か?)に対するオマージュだとしたら素晴らしいセンスだと思う、できるなら原曲通り結婚式とハードコアとさだまさしのミクスチャーをやって欲しかったなあ。

 高速道路無料実験で近所では岡山と北房というとこのジャンクションが無料になるのだが、めっちゃ中途半端、ジャンクションまでが無料で北房インターで降りると有料だ、なんだそれ?しかもそこで降りてもなーんにもないのだ、馬鹿らしいぞ!高速無料なんてやめたらいい、一律半額ぐらいにしたらいい。

 今日ついてなかったのは朝からだ、高速無料でまたまた僕の嫌いなそのまんま東が出て来て「けしからん」とか言ってたがけしからんのはお前の後頭部の汚さだろう!性格の悪さが後頭部に滲みでてる、あれを朝見たから今日の運勢が悪くなったんだ、くっそー、腹が立つ。

 腹が立つのだ。もう寝よう。

2/4

 昨日にくらべたらいくぶんましな一日だ。ふー。

 「シルバー仮面ジャイアント」を見ているのだがやはり「シルバー仮面」の方がいいですね。柴俊夫にしてみたら抹消したい過去だろうが名作なのは間違い無い。最終回の10話ではあれだけ苦労して捜しまわってた光子ロケットのエンジンが実は自宅のガレージにありました!という驚愕のオチでおもわず「御苦労さまでした」と言いたくなる。ナチスの拷問に半日かけて掘った穴を半日かけて埋めさせる、そうするとレゾンデートルが崩壊して発狂する…というのがあるがあれに似てる。

 ちなみに「花の子ルンルン」の最終回もまた世界中を旅して探しまわった「幸せをもたらす伝説の花」が実家の庭に咲いてました…という驚愕のオチでこれもまた「おつかれさま」と声をかけたくなる、まあ人生なんてそんなものなのかもな、運命の女を求めて全国を旅している僕ですが、実は運命の人なんて近くにいたりするのもしれない。

 いいドラマといえばNHKでやってる「はねとめ」の5話も泣かせてくれました、藤岡弘先生の説教と同じくらい泣かせてくれます、来週最終回なのが残念。もっともっと熱い熱い青春ドラマを見たいのに、だがこれでいい、全6話くらいでまとめてくれた方がいいのだ、青春はいつもモラトリアム、期間限定だからこそ美しいのです。人の思いはなんやかんやできっといつか届くのですよ、なんやしらんけど。

 ダンカンの演技に泣くのは不本意だが、ほんといいのでしかたない。ひーん。

2/5

 先日放送された「デトロイトメタルシティ」だが、なんとクラウザーさんの台詞のマズい部分に全部象さんの「パォーン」という鳴き声がかぶされて消されてたのだって。なんだってぇー!

 他にはマシンガンの音や牛の声で言葉狩りを敢行、さすが心から腐ったテレビ局フジテレビだ、やる事が愚劣極まっている、もし「タイマーズ」が今も活動していたら攻撃するのはFM東京ではなくフジテレビだったろうなあ。フジテレビは「のだめカンタービレ」で行き過ぎたマンガチックな演出で(それは僕には障害者を馬鹿にしているようにしか見えない…)人気を得て調子にのってやったのだろう、面白ければなにをやってもいい訳でもないし面白くもないし不愉快だし、ああもうサイテーだった。フジテレビは極右だしバカだしもう見ません!みんなも見ちゃ駄目だぞ!

 昨日感動して泣いてしまったNHKの「とめはね」もまたマンガチックな演出だが心構えからして違う、本当に心がこもっているものはわかるのだ、いい加減歳をとるとわかるのだ。しかし「とめはね」の評価は低いのが残念、フジテレビの「パォーン」なドラマにくらべたら傑作だと思うのだが…

 で、今日は「ポニョ」を放送してる、あんな狂った映画をみんな楽しみにしてるのかなあ?放送2時間前から特番やってて煽ってる(だが確かに大橋のぞみちゃんは可愛い)。

 日本テレビは「スターウォーズ」をはじめて放送する時も2時間前から特番やっててその時はタモリが出て来てC3POと一緒に「世界に広げよう、友達のワッ」ってやるのだがC3POの関節が固くてワッってならいのだった。見ててこっ恥ずかしかった!

 ポニョが半魚人になって赤ちゃんに襲いかかるシーンが「悪魔のいけにえ」みたいでよかったかな。

2/6

 近所にある亀山城跡に行った、ほんとになにも残ってないなあ。

 ここは宇喜多秀家のお城で浮田城ともよばれていた、四方が全部湿地帯で雨が降ると湖のようになり地盤はぬかるむし湿度で火縄銃の火がつかないので難攻不落の城だったそうだ。城跡には立て板が1つだけ残っててなにか短歌でも書いてあるのか思ったら

 「持ってみられえー、むかしの力石じゃー(岡山弁)」

 と書いてあって下には力だめしの石が置いてある、残っているのがそれだけなのがまた悲しい。城は解体されて岡山城の一部としてリサイクルされたそうな、そしてその命令をした小早川秀秋は数年後に城内で発狂死している、なんだかなあ。

 その後はブックオフで「ブラザーズ」を立ち読みする。なにからなにまで「ターミネーター」と同じなのだが…どちらが先なの?話は面白くてたまらないのだがあまりに似ててジェームズキャロメンと小池一男の著作権バトルが目に浮かんで集中できないよ、「アバター」で大儲けしたキャメロンの次作は「はだしのゲン・3D」という噂。「トゥルーライズ」ではキスシーンを盛り上げるためだけにバックに原爆を落とした監督だ、このままではコメディ映画になりそうな予感。

 帰宅して「シルバー仮面ジャイアント」を見てたら160日間誰とも会わない孤独実験をした男が孤独すぎて怪物に変身するという悲しい話で辛かった、僕も孤独なので怪物になってしまうのか?イヤダヨウ、孤独はもういやだ、孤独になりたくない、孤独よ、どっか行ってくれ!

 でも孤独なのでした、ちゃんちゃん。

2/7

 今日は猫ちゃんをいっぱい見た。

 柵原の鉄道公園に行って駅長猫コトラを見た。かまわれるのを嫌がって寝てばかりいる、相棒のポトフくんがいなかったのも残念だ。コトラのバッチを買って帰る。

 吉井川の土手の草を川下から延々と焼き払ってて凄かった、巨神兵みたいだ、焼き払え!地獄のように炎があがって車で走ってるとスペクタル映画の1シーンみたいだ、もちろん火事にならないように消防隊がずらーっと並んでる、こりゃすげえ、これは地元名物のイベントにした方がいいよ。

 海沿いの道を走っているとまた猫ちゃんがいた、前々からいたけど最近猫ハウスやらカリカリが装備されて地元猫として可愛がられているようだ、嬉しい限り。それから港町のとこにも猫がいっぱいの家がある、綺麗な片目の猫ちゃんが前にもいたけど今日もいた、ゴロンゴロンしてた、ここは猫達のパラダイスだ。

 近寄ると逃げるので遠くから猫達が楽しく遊ぶ姿をルッキング、癒される、ずっとここにいたい気分。

 最後に本屋でも猫に癒された、猫漫画の傑作「キジトラ猫の小梅さん」の読みきり本が出てた、駄作が多い猫漫画の中でも別格にいいのです、手が手袋みたいな柄の猫ちゃんがちょいちょいってやる動作が可愛いとかいちいち猫心を突いて来る。猫が好きでヨカッタ!

2/8

 ツタヤ100円レンタルでやっとこさ「コードギアス」を最後まで見た。

 見てる最中はスザクが憎たらしくてしかたなかったが最後まで見るとどうでもよくなる、それも谷口作品に共通のセオリーで反発し合っている2人の主人公が最後にもっとも悪い奴(ラスボス)が出て来てしかたなく協力して悪を倒す、という正統派ロボットアニメのノリだ、そのラスボスのシュナイゼルの悪っぷりが本当によかった、「ラピュタ」のムスカのようなセコい悪っぷりではなくもっと堂々としてて逆に魅力的だ。

 「悲しいねえ…、ルルーシュ」

 とか虫も殺せない優しい声で言うのだがやる事は極悪非道、声優陣の熱演にもうまいった、そして最終回は号泣必至でハンカチが2枚必要だ、こないだ伊丹で買った「こねこのぴっち」ハンカチが大活躍。

 こうして全話通してみるとやはり一番輝いているキャラはオレンジことジェレミア・ゴッドバルト、もう全力でかっこいい!あれだけコケにされて復活して最終回では美味しいとこ全部持って行ってラストではちゃっかり引退して幼女と一緒にオレンジの栽培して楽しそう、男の夢を描ききってます。サブタイトルは「反逆のルルーシュ」より「全力のオレンジ」にした方がいいよ。

 日本解放戦線のナイトメアフレーム(←ロボット)が正座して待機してるとこがあらためてよかった、まさに谷口節だ、各キャラクターを責任もって最後まで描く姿勢は「ガープの世界」に近いか。

 ゼロと一緒に走れて夢が見れてよかった、これは日本アニメ史上に残る傑作に違いない、できればもっと再放送されて欲しい、でもアニメの再放送なんてもう「サンテレビ」くらいしてしてないのよね。

2/9

 井筒監督の未公開作、映画「東方見聞録」を見ました。サブタイトルは「SFXスーパーアクション」と書いてあるがどちらかというと「SF・おかしなおかしな時代劇」にした方がいいだろう。

 ロケを高梁の松山城周辺でやっていてなじみ深い景色に癒される、ちゃんと公開されていたらそれなりの評判になり高梁は「東方見聞録ロケ地」で有名になっただろうに、もったない。結局今や高梁は「県庁の星ロケ地のデパートがある町」で有名だ。嫌なもので有名になったもんだ。

 なぜお蔵入りになったのかというとエキストラの人が事故死したのだ、それでデレクターズカンパニーも倒産して映画が差し押さえられたのですよ、なんて事、日本映画の終焉を象徴する事件だった。井筒監督も干されて数年間映画撮れなかったし、「オルタモントの悲劇」みたいな話だ。

 どういう経緯でDVD化されたのかわからないけど画質は最悪、あとやたら長い、公開される前の段階のバージョンなのかもしれない。音もよくないし、せっかく面白いのになんとかして欲しいよ。

 原作はなんと故中島らも、ほんといろいろと貴重な映画です、映画館で見たなら観客大爆笑していい空気だったろうになあ、ああもったいない。

 デレクターズカンパニーは「逆噴射家族」とか「台風クラブ」なんていう摩訶不思議な映画を作った大変価値のある会社だった、あんな映画もう2度と作れない。だが「風スローダウン」も制作している、それで会社の方もスローダウンしてしまったのだろうか…

2/10

 「ブリティッシュオルタナティブディスクガイド」なる本が出てた。

 イギリスのポストパンク以降のロック。ネオアコ、マンチェ、シューゲイザー、ブリットポップ、ローファイ〜サイファイ、そして21世紀に入ってからの音響、ガレージバンドリバイバルまで完璧網羅した濃縮の一冊だ。

 個人的にはやはり夢中になるのはマンチェ〜シューゲイザーのあたりのイギリスのロック、楽しかったなァ、あの頃は。エルレーベルとか初期のクリエイションとか本当に素晴らしかった、夢があったネ、パステルズじゃないけど「サムシング・ゴーイング・オン」な感覚があった、夢を見させてくれてありがとう、ほんとは夢ではないけれどぉ〜

 出してるのは「CDジャーナル」誌、現存する唯一信用できる音楽雑誌だ。僕が音楽を聞かなくなった理由は音楽雑誌の低迷にある、ほとんどの雑誌が自家中毒から悪質なカルト化して手のつけられない酷い状況に陥ってる、だからして「スタジオボイス」「リミックス」は当然ながら廃刊した、これからもどんどん消えて行くだろう、それは当然、それは贖罪なのだ。

 で、僕が読んでいる音楽雑誌は「CDジャーナル」「ミュージックマガジン」「ストレンジデイズ」の3つだけです、「ストレンジデイズ」は完全後ろ向きだが再発情報は一番詳しい、だがこの雑誌も置いている書店が少なくなって来た、「映画秘宝」もまた同じ。雑誌はどんどん消えて行くだろう、だがこうした過去の作品をアーカイブする雑誌は文化を継続する為には無くてはならないと思うのだ、なんとかならないだろうか。

 この本を読んで聞き直したいと思うバンドが2つあった、1つは「ティアドロップエクスプローラーズ」で、もう1つは「ラブ&ロケッツ」、前者はジュリアンコープという人のバンドで最近この人に非常に感心がある、フラワートラベリングバンドが大好きなイギリス人ってだけでも気になる、バンド名がイモ欽トリオみたいなのが残念だ。後者はダビングテープで愛聴してた、アルバム「アース・サン・ムーン」は傑作ですよ。キュアーは今一つ入れない僕ですがラブ&ロケッツはイケます。ブックオフで探そっと。

2/11

 晴れの国なのに雨、休日なのに雨。

 いつものラーメン屋に行ってから「岡山の戦国時代展」に行く。200円は安い。

 もちろんレキジョ目当てで行ったのだがレキジョはいなかった…、失敗だ!戦国時代の甲冑とかが展示されていてかっこよかったよ、螺鈿装飾とかされているのに感動した。あと3メートル以上ある刀とかもあった、歯こぼれしてるので実際に戦闘で使用したようだ。西洋の刀にくらべると日本刀の殺傷力は格段で世界一の凶器と言われている。

 小早川秀明の絵とかもあったが目が離れてなよなよして情けない顔で、みなもと太郎が「風雲児たち」で描いた顔とほんとソックリだ。これならやはり宇喜多秀家の方がいいな。

 その後は本屋で吉村達也「ボクサー」を立ち読みするが、「おれがあいつで…」感を期待して読んだが殺伐として心が乾く話だった、これはキツい。吉村達也さんってルインズのドラマーの人ですか?(←それは吉田達也)

 プログレネタで言うと4月2日にオザンナが来日する、これはできれば行きたいのだが…、また東京だけで馬鹿高い、うーん、うーん、どーしよう…

2/12

 書くのも嫌な事件があって気分が悪い…

 仙台で18才のドキュンが交際相手に子供作ってDVしたあげく実家に逃げられ、今度は実家の家族を殺害して交際相手と逃走…なんか夏くらいにも似た事件があった、あの時は沖縄まで逃げて捕まったが今回はあっさり逮捕。アキバの事件は社会的弱者が加害者にという悲劇性もあったが今回はほんとに残虐極まる、気の弱い奴つれて来て「お前が罪をかぶれ!」と凶器に無理矢理指紋つけさせたのだって。

 もうドキュンの最上級、ドキュンデスト、マスモスドキュン、ギガントス!やっぱりドキュンは迷惑ですよ、ドキュン禁止法作って欲しい、ドキュンに家庭持たせたら駄目!僕が総理だったら日本のドキュンを全員強制労働させて中国の労働力に対向させるけどな。

 こんな事件が起こる度に僕は思う、なんで世間の女性は僕ではなくそんなドキュンと付き合うのか?それが本当にわからない、僕と付き合ってたら幸せの絶頂に到達するのにもったいない、ああもったいない。僕にはわからないんだ、ドキュンの愛がわからない。藤岡弘先生が説教することの「真実の愛」ではないと思う。

 犯人の携帯ブログでは「ぜってー幸せにしちゃる。」とか青春純愛ラップみたいな事が書いてあったというが…、それってどんな愛なの?はるな愛か?純也と真奈美か?

 青春ラップの純愛の正体が実は残殺とDVだったという事だ、綺麗な事ばかり言って自家中毒になってその果ては暴力、愛の正体は「女が欲しい、邪魔するやつは殺す」といった下等動物のような本能だった、日本の歪みというより僕はもはやこれは「人類の退化」だと思うのだ。

 真実の愛の探究者は闇夜に深く大きな川を渡る。 合掌…

2/13

 オザンナのライブはイルバレットとかVDGGのメンバーも参加してもはや現役世代による最後のプログレ大花火!ドッカーンといった大イベントになるようだ、これは東京まで行くしかないだろう、でもチケットとれるのか?

 パフュームの初期音源をまとめたCDが出ててツタヤのCDレンタルタダ券で貸りて聴いた、これは今よりもいいです、中田ヤスタカもまだオリジナルテクノな音作りをしているし、「エレベーター」という曲が最高らしいと噂には聞いてたが…まさに!!!

 名作と誉れ高い映画「濡れた荒野を走れ」を見ました。

 最初から全く訳のわからない展開でそのままの勢いで終わってしまい、口ポカーン…でした。ここまで訳がわからないまま押し通してそれでいて面白い映画も少ない、あえて言うならばダリオアルジェントの映画に近い破綻の美学を感じる。

 脚本を書いたのはゴジさん、ゲリラ撮影で皇居のお堀にダイナマイト投げ込んで爆発させた人だ、そりゃ勢いあるわ。列車が来る直前に踏切に突っ込んで遮断器をへし折るのもゲリラ撮影、駅で列車が動く寸前にホームに飛び下りて逃げるのもゲリラ撮影、俳優も撮影隊もすっかりハイになって異常なテンションが記録されている。制作費700万で撮影20日の日活ロマンポルノ映画だからこそできる無謀戦記

 後半突然ロードムービになって天井桟敷に憧れて駄目になったような劇団が登場し突然火事になりそのまま暴走族の襲撃を受け、目が覚めたら木に縛られてそれから銃撃戦になって血がドバーって出て、ほんと書いてても訳わからないでしょう、最後の少女の台詞もまた訳がわからない、そして主役の地井武夫もまた訳がわからないまま走るのだ、濡れた荒野を!

 地井さんって「野良猫ロック」とかでいつもモテモテ青年の役なのがどうも納得いかなかった、そんなにイケメンでもないのに「二十歳の原点」でもモテ役、それが本作での汚れっぷりはどうだ、この落差、素晴らしいじゃないか。それで最近は散歩の達人とか保険のCMとかでいい感じのとぼけぶりを発揮、時代をうまく泳ぎきったなあ、なんか悔しい…。

 あなたのハートには何が残りましたか?と言われたら何も残らないのだが…でもほんと名作ですよ!

2/14

 トシくんからテープが届く。

 イースタンユースが入っててそれがよかった、こうやって音楽をちゃんと聞けるのはありがたい。例のジャケが悪くて買いそびれてたムーンライダーズの新作からも入ってた、ありがたい。あいかわらずよいのだが…もう数年前から同じ事のくり返しで新鮮味がないのも事実。

 それより雑誌で新作が出れば手放しで絶賛するロックオヤジライターの方が問題だ、それだから音楽そのものが停滞するのですよ、いくら大御所だからってやはり駄目なものには駄目と言うのが本当のファンというものです、だからして僕は音楽雑誌を捨てたのです。

 今日はバレンタイン、でなのか某放送局で夜中に延々おニャン子クラブが流れてた、しかし今聞くとこれがよく聞こえるのだから時の流れは不思議だ、当時は大嫌いだった!ファンが嫌だったのです。

 読む漫画はビーバップ、下敷きはおニャン子、で学園祭でバービーボーイズをコピーしたりする、まわりはそんな奴ばっかり、ああいやな時代だよ、思い出したくもない。そんな時代にひとりムーンライダーズばっかり聞いてた暗い高校時代…ああ抹消したい過去。

 でトシくんに無理矢理ムーンライダーズのテープを貸したり「架空楽団」のライブに連れて行ったりと巻込んでしまった。それは抹消したくない過去。

 バービーボーイズはほぼ「バビブベボ」なのが酷い、名前は許されるものではない、浦沢義夫の傑作ドラマ「勝手にカミタマン」に「やっぱ、バービーちゃんはいいよなー」と喜ぶバービー人形マニアの少年が出て来るのだがそれが元ネタか?

 あ、オザンナのチケットとれました。ふー。

2/15

 ジブリが再発したアニメ映画「王と鳥」を見ました。

 「王」と「鳥」とくれば「ケースケ」と来て「エッ」と言いいたくなるのは昭和世代の悲しさだが、この映画はあれだ。「カリオストロの城」で宮崎監督がバクりまくった「やぶにらみの暴君」という映画のバージョン違い、よくある「デレクターズカット・最終版」みたいな感じかな。

 元々「やぶにらみ…」は制作途中で資金が尽きて制作会社が勝手につじつま合わせて監督の許可なく公開したいわくつきの映画、しかもそれが大ヒットした。だが監督のグリモーさんは30年かけて版権とネガフィルムを取りかえし、本来のエンディングに戻し音楽を差し換えて改題して完成させた執念の一作、まさに一生かけて貫いた映画といえるだろう。

 でも僕は楽しめなかった、なにが駄目かというと犬が出てくるのです、しかも嫌な犬でずーっと出てる、犬嫌いにはこの映画は楽しめないでしょうねえ。なべおさみの声の「長靴をはいた猫」の方がいいですよ、やはり猫好きは犬は無理、無理なんです。あと最後になぜか太田光が出て来るのもどうかと思う、「太田総理」のあの調子で熱論するのだが映画とあまり関係ない気がする。

 しかし評価できるとこもある、昔の日本のアニメでボタンを押すと作戦に失敗した部下の下に穴が開いて「うわー!」と落ちて行くおなじみのシーン、アレを発明したのはこの映画なのだ。1952年の段階でこれを発明した功績は認めざるを得ない。富野アニメでは戦闘中に画面が4分の1くらいパカッと割れて口論を始めるという演出を発明しその後のアニメ演出を塗り替えたが、それに匹敵する大発明だと思う。

2/16

 藤岡弘先生の説教CD(傑作)を聞いて武士道に興味が出て「武士道残酷物語」なる映画を見た。

 脚本は我が師依田先生です!でも僕は楽しめなかった。残酷なんだけど残酷なシーンを見せないのです、残酷シーンに至るまでの陰々滅々ドロドロしたドラマを延々と見せられて肝心のシーンがないんだもんな、「情け無用のジャンゴ」みたいに「7大ショックシーン!」とか煽って残酷シーンを売りにしないと映画とはいえないよ、ともあれ本作がヒットして日本では「残酷ブーム」が起こった。

 「青春残酷物語」「漫画家残酷物語」そして「世界残酷物語」だ。そして残酷ブームの頂点を極めたのが「ヤコペッティの大残酷」、さすがにこれをこえる残酷なタイトルはそれ以後出て来ない、いやあ、凄かった残酷ブーム。

 「残酷物語」と付ければどんなポジティブなものでもネガティブで陰鬱とした要素に変わってしまう、思いつくままに書くと「ふともも残酷物語」「ソーメン残酷物語」「ウサちゃん残酷物語」どれもこれもドロドロとした汚いドラマが頭をもたげてくるようだ、残酷とは全てを破壊する無敵のネガティブワード、つまりは真理に近い概念だと思う、生きるという事は残酷なんだ、人生これ残酷物語だ、残酷物語がいつの世でも最強なのは人生そのものが残酷であるに相違ない、認めたくない人もいるだろうが認めざる得ない、僕の人生もまた孤独と孤独にサンドイッチされた大残酷なのである、合掌。

 なんか、武士道がよくわからなくなりました、やはりこの映画はお薦めできません、ネガティブになります、ただでさえダークな人間なのにこれ以上暗くなってどうするんだ!

2/17

 クマさんこと神代辰巳監督の映画「やくざ観音」を見ました。

 参った、傑作だッ!今まで見た神代作品の中でも群を抜いてベストだと思いました。といっても神代作品はそんなに見てない…いやツタヤに置いてないのが悪い。なんとかしてよ!

 音楽があがた森魚とクレジットされてるので見たのですが、オープニングは「大道芸人」で、それがまたシチェーションとぴったり合ってる、劇中はあがたさんの曲に念仏、民謡、讃美歌(!)なんかがミックスされてかなり高度なミュージックコンクレートとしても評価できる、しかもそれに台詞や効果音が入って来るのだ、これこそ本当のDJミックスだ、DJ KAORIさんはこの映画を見てからDJと名乗った方がよいのではないか?と余計なお世話を言いたくなる。

 それだけでも凄いのだが話がまたブッ飛んでる、観音様しか愛さない真面目なお坊さんがある日突然カミングアウト、性欲が爆発してヤクザにリクルートする(だからタイトルが「やくざ観音」)、そして腹違いの妹と一緒に狂い咲き逃走、刺客のようにやって来る坊さんや組員と血まみれの死闘を繰り広げるバイオレンスム−ビ−なのだ。

 主役のお坊さんは斬られても撃たれても死なない不死身の男で滅茶苦茶強い、ある種ピカレスクロマン、「男達の挽歌」や「子連れ狼」が好きな人は絶対に見ておかなくてはいけない映画です。ラストの衝撃も素晴らしく僕はエエーッと声をあげてひっくり返ってしまった。

 神代作品はあからさまに手抜きという場面が多々在りそこが欠点でもあり魅力なのだが本作では一切ない、だからして傑作なのです、撮影も神かがった素晴らしさ、特筆するのは雨のガソリンスタンドでの背景の飛ばし具合は震えるほどだ、ああ凄い。

 しかし悲しいけどアマゾンで検索しても「現在お取り扱いできません」という状態、「濡れた荒野を走れ」も同じ、どこか安くDVD販売してるお店ないかしら、こんな名画見ないのがもったいないよ!!

2/18

 武士道を見失ったので今度こそはこれならばと思うタイトルの映画を見た。映画「切腹」だ、これならさすがに武士道だろう。これで武士道じゃなかったら怒るよ!

 「切腹」は「HARAKIRI」のタイトルで欧州で公開されて話題になった傑作だ、このおかげで当時の欧州での日本のパプリックイメージは「サムライ、ハラキリ、キタロー(シンセサイザーの人)」だ、ちなみに今の日本のイメージは「アニメ、コスプレ、アキバ」だろうか、変われば変わるものでこのままではイタリアにイタ車ならぬ痛車が走る訳のわからない時代になりそうだ。

 で、映画「切腹」だけど丹波哲朗の悪っぷりがよかった、貧乏侍に無理矢理竹みつで切腹させて「介錯を頼む!」と言うのにニヤニヤしながら「いや、まだまだ」といたぶるのだ、まさに外道!(ちなみにその場面は小池一男原作の「御用牙」で引用されてます)、そして仲代達也演じる義父が静かに静かに孤独な復讐をするハードボイルド時代劇なのです、なるほど、これが武士道か。

 しかし藤岡弘先生の説教するとこの武士道とは違うなあ、藤岡先生は「困ってる人がいたら手を差し伸べよう」とか「俺は食べ物を粗末にできない」とか現代的でささやかなのです、そうか、つまり藤岡先生は現代のサムライなのだ、合掌。

2/19

 昨日の朝、会社の人が延々とアスペル社員の愚痴を言ってて、僕も「わかりました、社長に相談してみます」と答えた。アスペル社員は1日仕事が全くないのにエアコンつけっぱなし電気つけっぱなしでふて寝している、でも誰ももう怒らない、30分以上トイレにこもる、昼食の時間はずっと下向いて携帯打ってる、もうおしまいだよアスペル君。

 で、今朝社長に相談しました、社長曰く、「彼(アスペル社員)に最後の救いのボールを投げたとこで、もしかしたらそれで回復するかもしれん、しないかもしれん、それまで我慢してくれ」との事、それでも彼が回復しなかったら「解雇するつもりだ」とはっきりと言った、どんな不良社員でも面倒見て来た社長が言うのだからこれはかなり深刻だ、いざ解雇されると聞かされたら可哀想な気分にもなるがでもどうしようもない、全部彼が自分でまいた種だ、「3分時間をやるマルチネス」という台詞を思い出す。もうすぐスワットが突入してすべてが終わる。

 アスペルガーは天才的な能力があるのに活かされなかったのが残念です、彼の才能は完璧主義、どんな間違いも探し当てる校正の達人だ、だが彼は他人のささいなミスを見つけては「ほら見たことか、正しいのは俺だ」と言わんばかりの態度をとった、組織内でそんな事をしていたら嫌われて孤立するのは当たり前だ、そしてある日彼の天狗の鼻がポキンと折れた。

 それから彼は仕事をしなくなった、ふてた態度で挨拶もなく毎日わざと遅刻して仕事も自分の分だけして終わったらエアコンつけたままふて寝だ、それで定時になると誰より先に挨拶もなしに帰る。解雇されない方がおかしいが今後どうなるかな…

 藤田まことさんが亡くなった、追悼で「仕事人アヘン戦争へ行く」でもやってくれたらいいのに。藤田まことさんの最高傑作はやはり鈴木清順監督の「恐怖シリーズ」の一編、原田芳雄演じる犯人を射殺する刑事の役でしょう、なんであれをDVD化しないんだ!

2/20

 法界院駅前でショックなものを目撃して落ち込んでます…

 もう寝ます…

2/21

 昨日からどうも…

 せっかく旅に出ようとしたら駐車場でバザーやるので閉鎖されてて旅立てず、しかたなく街に出たら駅前で目撃ドキュン!ショックマンでダークマン、今日は今日でケータイ忘れるし、電車に乗ったらカップルがイチャイチャしてるし。どうもな…

 ここは藤岡弘先生の武士道を見習って

 「イヤア、性欲が多くて結構、いい子生めよ、フハハハハッ」

 と笑顔で答えるのが男の態度であろう、武士道への道は遠い。

 今日は関西ワンデイパスの特典で高野山まで行きました、高野山面白かった、大人のディズニーランドです。高原列車〜ケーブルカーと乗り継いで行くのが楽しいし、全て歩いて廻れる規模なのもいい、ここなら「京都買います」みたいな映画だって撮れそうだ。

 一番よかったのは「奥の院」というとこ、びっくりした、こんなとこがこの世にあるとは…。

 ここは言うなれば「お墓アトラクション」だ!いろんな墓がとりそろえてある、ロケットの墓やしろありの墓といったローファイものから秀吉、筒井順慶(筒井康隆の先祖だって)といった本格派まで、そして奥の院は撮影禁止、帽子は脱帽、必ず一礼してから橋を渡るという決まりがある、戒めによってあの世感を出そうとする仏教エンターテイメントの神髄を見た。そしていざ入るとなんとも幽玄な世界、おもわずお賽銭を投げたくなる気持にさせる、実に素晴らしい。

 神代辰巳の「地獄」に出て来た石でてきた輪を回すのもあった、確か7周回すとあの世が開くのだったかな?(うろ憶えですいません)、でも一番凄かったドギモ抜かれたのは…

 明日は我が身だが…無縁仏のピラミッド!無縁仏の墓石をピラミッド状につみあげているのです。これはさすがに写真撮るのためらって「撮らせてもらいます…」と拝んでから携帯で撮影したのだが…

 帰って見たらその写真だけメモリーから消えているのだった、やはり撮るな!という事だったのだ。帰りはもう空気にのまれて気持も引き締まって行く、こんなとこでオナラなんてしたら絶対天罰が落ちるだろう、我慢しなくてはいけません。

 あと大平洋戦争で亡くなった所謂「英霊」と呼ばれている犠牲者の方もほとんどここにまつられているのも分かった、僕の嫌いな右翼の人達(ヘイポーとか)はやたら「靖国に英霊が…」とかなんとか犬みたいに吠えてるが、あれは戦意昂揚の為に作ったただの箱モノに過ぎず本当にまつられているのはここ高野山という事を知らないのです、つまりここ高野山は日本の過去の歴史の中の戦争で亡くなった方を全て受け入れている大霊山という事になる。

 帰りのバスで

 「世界の密教の頂点を欲しいままにしている高野山、いかがでしたか?」

 と自信満々なナレーションで閉められる、そして静かに山を降りて行く事でこの仏教アトラクションは完結する。

 これで2900円は安いですね。

2/22

 高野山に行くのに南海電車を使ったのだが、実は南海初体験でした「南海初体験物語」として映画化したい(なんかいやらしいタイトル)。南海電車はねえ遊び心があるが関西私鉄では珍しく特急料金を取る、どちらかと言うとJRに近い。だが特急のラピートはロビンマスクみたいなデザインでかっこいいし乗ってみたい気にさせる。

 河内長野に向かうと久しぶりにPLのタワーを見た、大学時代はあのPLタワーの向こう側に住んでたが山を越えたら南海電車の車輌基地があるなんて知らなかった、大学時代はずーっと自宅録音ばっかりやって終わったのだがそれはそれでいいのかもしれない。

 河内長野を越えたら田舎になると思いきや「林間田園都市」と称して山奥にとんでもない都会が無理矢理作られてる、「エヴァ」の街みたいだ。そして終点の橋本へ向かう、ここから高野線に入る、だが車輌はさっきと同じ急行仕様、まったくもう…車輌運が悪い。

 高野線は九度山(真田幸村の出身地)という駅からいっきに登山鉄道になる、ギコギコガリガリと登るのが快感、耳がキーンとする、スイッチバックもしないでグネグネと曲がりながら登る、フニクリフニクラ、ほとんどの駅は利用者なし高野山専用車線です、でも各駅は無人駅でなく駅長さんが必ず立って挨拶してくれる。終点の極楽橋からはそのままケーブルカーに乗り継ぐ、ケーブルカーが別料金ではないのがありがたい。

 今話題の列車「天空」も見たがあまり人乗ってなかったなあ、貴志川線の「いちご列車」みたいに普通に乗れるようにしたらいいのに、もしくは「マリンビュー」みたいに前の車輌だけ指定にするとか。

 高野山内を循環するバスも一部ハイブリッドカーになってて車体には「こうやくん」がプリントされていてなかなかよかったです、やたらデカいバイクが走ってて(関西はバイカーが多い)景観をそこなってた気がする、車で来た人からは入山料を徴集した方がいいですよ。

2/23

 オリンピックにエグザイルみたいな頭で出て大バッシング受けた人(こくぼくん??)が話題になっているが、問題は報道の在り方。

 番組Aでは「地元では頼りがいのある優しい子として有名」とか「あの頭は床屋に就職した友人のドレッドヘアの練習の為に実験体になってくれた友情の証し」などという美談が報じられている。一方B誌では「先輩を呼び捨てにする、人のアドバイスを無視する、後輩を虐める、後輩は虐めが怖くて鬱になった、酔っぱらってビール瓶で殴られそうになった、ミーティング中に騒ぐ、口癖はウゼぇー」等、これがもし本当ならオリンビックに出る資格はまずない大ドキュンだ、で、どっちが本当の彼なの?

 報道を信じられないのが一番の問題だ、日本のマスコミは本当に心から腐っている。ちなみに彼は大学在籍中に結婚、これは事実、ヤンキーは早婚というセオリーのままだ。

 ああいう子クラスにいたよ、入学当時はおとなしくて優しくて面倒見のいい奴で人気者だったのだが、段々とビーバップハイスクール化して行く、悪い奴らとつるんで態度が悪化、授業中に騒ぐ、卒業の頃になると完全にヤンキーに変身してもうかかわり合いになるのも嫌な存在になってた。でも体育とかホームルームで問題が起きた時になるとふと昔のように面倒見のいいところを見せて問題を解決した、本当はいい奴なのに一度格好をつけるともう元に戻れなくなるのです、そういう子が最近増えている。

 沢尻エリカも同じだ、デビュー時は純真なかわいい顔で懸命に熱演して人気を得たが、だんだんとヤンキー化して来て、ドキュンでブサイクでインチキくさい男と結婚してから猛烈に悪化、若くしてこ汚いオバハンみたいになって芸能界追放、もう戻って来なくていいぞ!戻っていいのは北野誠だけだ。

 心から腐り切った映画「ルーキーズ」でもドレッドヘアの不良がドレッドヘアやピアス入れたままで試合して熱い友情に涙するのだが、映画の悪影響はあると思うよ。「ルーキーズ」じゃなくて「スクールウォーズ」とかの大映ドラマを見て育ったらこんな間違いを犯さなかっただろう、残念だ。これは大映ドラマを再放送しないマスコミの責任だ、今からでも遅く無い、若者よ!大映ドラマを見よ!そして今までの人生をリセットして再起動せよ、まだやり直せるチャンスはある。

2/24

 こくぼバッシングを会社の人に話すと意外な意見を聞いた。

 21世紀のスポーツは20世紀とは違う、それを僕は理解できていないという。20世紀は汗と涙と努力と根性の4つのエレメントによりスポーツは構成されていた、だが21世紀はスタイル、ファッション、言動、個性なども含めトータルな自己表現が一番大事であり、世界の舞台でいかに自分に価値があるかプレゼンできる能力こそがスポーツであると言う、実力や成績はもちろん加えて後の人生の身の振り方、CMタイアップなども含めた総合的概念が21世紀のスポーツで、こくぼなんかはそれを感覚的に身に付けている…

 僕にはとてもついていけない世界です…聞いてるだけで疲れました。

 「映画秘宝」で「アバター」バッシング大会も凄かった、こくぼ=アバターなのか?ちなみに「アバター」の3Dを完全再現できる映画館は日本にないらしい、だから日本で見た人はみんな「メガネが重い…」という感想しかなかったのだって、ふーむ。

 「映画秘宝」もがんばってはいるが雑誌は厳しい…、DVDやCDの再発についてはもう完全にアマゾンが先行している、会社でアマゾン見てたら秋田書店の大全科シリーズでそのスチールのみでトラウマをぶちこまれた70年代ホラーが大再発されている!

 人を蛇にして見せ物小屋に売りつける極悪ホラー「怪奇、吸血人間スネーク」も、ハゲ頭の狂人が暖炉に人を投げ込む「悪魔の凶暴バニック」も、オシャレ監督アランルドルフ禁断のデビュー作「悪魔の調教師」もめでたくDVD化されるのだ、赤飯ものです。「クレイジーズ」も吹き替え入りで発売されたし(だが高い!!)このまま「戦慄昆虫パニック」や「SFソードキル」の発売もあり得るかもしれない。

 しかしそれらの傑作DVDを全部買う金はありません、その現実が悲しい。ひーん。

2/25

 今日から「ニルスのふしぎな旅」の再放送をやってる、音楽がチト河内と加藤かずみのニューロックコンビ、いかにも北欧といった感じのメルヘンなプログレサウンドが素晴らしい、フループという名バンドを想起しました。この頃のNHKアニメでは「おねがいサミアドン」もよかったですね、実質的な演出は若き押井守でそのままスタッフは「うる星やつら」に移行していく、とにかく第1話は衝撃的でよく憶えてた。声優陣も津嘉山正種さんに安原義人さんに我らが千葉繁だ、楽しかったなあの頃。

 そして映画「恋人たちは濡れた」を見ました。なんだかやるせない話で泣いてしまいましたよ。

 うらぶれた…くすんだ…70年代のあのなんともいえない乾いた空気が真空パックされてます、「アバター」ではなくこういう映画を3Dにした方がいいんじゃないか?こう掴めそうでつかめない、それが愛なのか、なんて。

 故郷に戻った主人公が昔の友達に会っても他人のふりをするのが謎なのだが、最後でその理由がわかる、それがまた悲しいのです、ひきずるのです、なんか自分にだぶって見えてねえ…。どうしても幸せになれない、どうしても孤立してしまう者の宿命と美学がもうビシビシとビンタのように来ますね。同監督の「宵待草」の主人公もエッチな事を考えると頭が痛くなるという世にも悲惨な設定、だからして死ぬまで愛せない運命なのだ、死ぬまで人を愛せないがそれでも愛は忘れない、だから人は生きるのですね。

2/26

 今日でいろんな事が終わる。

 今日で宇野高松の国道フェリーが廃止になります、高速道路どこまで行っても千円なんてしたからだ!高速道路無料なんて絶対に駄目、地方経済が破綻する。

 今日でNHKの名番組「クッキンアイドルまいん」からDJソルトが引退だそうだ、ニュースになるまでDJソルトって名前も知らなかったが残念だ、しかも正体はデニーロのモノマネする人だったのだって、全く分からなかった。しかしDJソルトの後がまにはDJソルトミこと僕なんてどう?なんてね。

 いずれにしても終わりの季節という事か、悲しいねえ…(シュナイゼルの声で)

 今日は「カリギュラ」という映画を見た、「ドラキュラ」の話かと思ってたら違ってた、黒人の吸血鬼が出る「ブラキュラ」という映画があるのでてっきり「カリッとしたドラキュラ」が出てくる、「カリッと青春」みたいなホラーを想定して貸りたのだが、全く違ってた。

 マルコムマクダニュエル演じるカリギュラがローマ皇帝になる話で、なんか「コードギアス」ソックリなのです、「カリギュラが命じる」とか言う時のポーズとかも同じだし、ルルーシュの母親が階段で残殺されるとこも階段含めて同じ、スザクみたいなマイロというキャラクターが出てくるがこれはすぐ殺されてしまう(巨大人力芝刈り機で処刑されるのだ)、架空の王国である「ブリタニア」も出てくる。

 エログロなんでもありてんこもりの大作で満腹になりました、が、かなり汚いえげつない場面が多いので「コードギアス」を期待して見たら大変な目にあいますので御注意を。

2/27

 「世界の旅猫105」という本を購入。世界中の猫さんのかわいい姿が105枚も見れる素晴らしい本です、その写真がどれもこれも素晴らしい、猫写真といえばイワゴーさんだがこの本はまた違う魅力がある、ちなみに新美敬子さんという人だ、世の中にはまだまだ凄い人がいるもんだ、僕もいつかこんな素敵な猫写真を撮ってみたいもんです。

 猫ちゃんを見ていると悪い心がきゅーっとなくなって行く、それでニコニコしてしまう、ほんとみんなが猫を好きになったら戦争なんて無くなると僕は本気で思う、そしてローカル線に乗って景色を見ている時もそう、心が和み癒される、こうやってのんびりと列車に乗る、それだけでいいじゃないか !(藤岡弘さんの声で)

 という訳で明日は関西ワンデイパス最後の日なので旅に出ようと思う、ちょっと出費が痛いがたかが2900円だ、車のガソリン満タンにしたら3000円でもすまない、それ考えたらかなりお得で地球にも優しい、みんなに言いたい

 「車を捨てよ電車に乗れ」

 まずはそれからだ。

 高野山に続いて八幡神宮に向かう予定、今流行りのパワースポット巡りか?と言われたら心外だなあ、僕は仏教のエンターテイメント性を純粋に楽しみまた分析したいのです、パワースポットとは実に計算された宗教ディズニーランドだ、それを僕は客観的に見て行くのが好きなのです。

 音楽を聞くのも同じだった、バンドのメンバ−関係が悪化して音にどう影響があるとか、どういう系譜で誰の影響を受け、どこが到達点で過渡期か分析しながら辿るのが楽しかった。だけど最近の音楽にはそれが出来ない、どれも小奇麗にまとまって同じ、分析する楽しみもない、そもそも音楽になってない。

 今の音楽は聞く価値すらない、だから聞かなくていいと思う、で、今楽しいものは何かと歩いていたらパワースポット分析にぶつかった、しかもそこに行くのには電車、そこに猫ちゃんがいたら最高だよね。

2/28

 関西ワンデイパス最後の日なので津波警報の中旅立ちました!(カックイイ!)

 しかし「津波が来るぞ」ってずっとテレビでやっててピーターガブリエルの「ヒア・カム・ザ・フラッド」みたいだ、明石大橋のあたりでずっと海沿いなので心配したけど津波はいっさいなし、釣りしてる人までいた、まあよかった。

 で、ワンデイパス特典の京阪の男山ケーブルに乗りました、ケーブルはたいした事なかったけど山頂に猫ちゃんがいたよ、子供におっかけられて可哀想だったが可愛かった、山を降りていく途中にも三毛ちゃんがいた、撮影しましたが曇天で林の中なので撮れてないだろうなあ、でも猫が見れただけで幸せになれる、来てよかったという事でしょう。

 せっかく京阪に乗れるのだから帰りに伏見で下車、伏見稲荷に行く。なんか赤い鳥居がいっぱいあって「伏見においで」みたいなポスターを見てぶらり途中下車したのです、が、甘かった。伏見恐るべし、山に迷路のように山道が作られてて全部赤い鳥居でびっしりなのです、もう延々と赤い世界を歩いて登る、軽い気分で来たはいいがこれはもう登山ですよ。

 きつい坂を登きったとこに犬がいて吠えられて死にそうにびっくりした、そして上みたらまだまだ階段が続く、げんなりする、そして犬嫌いがまた加速、なんでこんなとこに犬がいるんだ!不愉快だ。猫がいたら疲れも吹き飛ぶのにい。ぶつぶつ言いながら登る、苦行ですよもう。

 そしてやっと山頂に到着、眺めはさすがによかった。そこからさらに奥に山頂を一周するコースがあるのだが、もうギブ、体力がないと判断して下る。途中の池があるとこの参拝所に猫ちゃんがいた、それもお供えものをどうどうと食べている

 「大丈夫この猫??」

 とみんな心配そう、でもどうやら可愛がられているらしくお堂の裏には猫用の水とカリカリが置いてあった、さっきの犬に傷つけられたハートをこの猫が癒してくれるんだ!そういうシステムになっているのか?ここも真っ暗で撮影は無理だった、残念。

 という訳で関西ワンデイパスもパワースポットめぐりで見事に使い切った、素晴らしいですね。

3/1

 旅から帰ったらアマゾンからジェネシスが届いてた。(なんだか世界規模の話みたい)

 結局「月影の騎士」と「トリック・オブ・ザ・テイル」を購入しました。ついに念願の、学生の頃から見たくてしかたなかったジェネシスのあの頃のライブを見れる、夢がかなったのだ!

 「月影の騎士」にライブ映像は2つ入ってて1つがピーターガブリエルのコスプレが楽しめるイタリアでのライブ、最後に「サパーズレディ」をやってガブリエルが爆発とともに白装束で光るレーザーサーベルを掲げるのだ、カックイイ!全編アングラ演劇のような怪しい雰囲気で画質の悪さも逆にいいのかもしれない。73年にこれだから「スターウォーズ」は随分後の事になる。

 もう1つのフランスでのライブは画質が最高に綺麗、だが演奏は途中からだったり間にインタビューが入る構成なのが惜しい、ガブリエルのコスプレも冒頭のキツネ女だけと控え目だが、最後に「ナイフ」をやってマイクスタンドをぶんぶん振り回して投げ付けるというパンキッシュな終わり方でこれもまたカックイイーッ!矢沢永吉さんはこれにくらべたらまだまだネンネちゃん、本物は違います。

 CDの方は音が良くなってたが、やはり曲の出来がバラバラで今までのトータル感は無いな、「バトル・オブ・エピングフォレスト」で「空耳アワー」みたいにどーしても僕には「チン○痛いッ」と聞こえるとこがあってそれが気になってしまい曲の世界に入れない!いい曲もあるのになんとも残念なアルバムだ。

 もう1枚の「トリック・オブ・ザ・テイル」も音が良くなってた、これも最初と最後の曲だけよくてあとは…という印象だったが、聞き直すと下世話なポップスみたいなタイトル曲も随分複雑な展開だったり地味な曲も冬枯れていい感じに思えてくる、これも曲の出来がバラバラだがいい曲はいい。

 ガブリエルの頃は幻想短編小説を読んでいるような雰囲気で、彼が抜けるとディズニーアニメの世界に近くなったと思う、そういえばフィルコリンズは後にディズニーアニメの主題歌も歌っているしね。

3/2

 「トリック・オブ・ザ・テイル」を購入したのには訳があって、これにはなんとビルブラフォードがドラムで参加してるライブが入っているのだ、そんなものが残ってるとは、超貴重だ!

 だけど期待して見たそのライブがなんだか複雑な気分にされるもので…

 一言でいうと「監督の演出がイモだ」という事になるのでしょうか、76年だからパンクがはじまる頃にこれはちょっと酷いんじゃないのと言いたくなる、けど演奏は最高で貴重でもう素晴らしい、ああ、ああ、もったいない。

 一曲目の「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」で段々とメンバーが演奏に参加してくる一番いいとこでなんとローディが機材搬入してる映像を延々と見せられる、そりゃないぜ!でやっと始まったと思ったら盛り上がらない曲をフルで見せられる、逆だろう!

 その後は安いポルノ映画みたいに海岸で美女が踊ってる映像がかぶさったり「シネマショウ」ではせっかくブラフォードのパーカッションが鬼のように炸裂するのになぜか古いトーキーのコメディ映画の映像が延々と続く、だーかーらー、演奏してるとこ見せろ!

 最後に「サパーズレディ」でこれは原爆実験の映像がまた延々と続く、最後にやっとフィルコリンズが登場するが白装束で髭づらなもんでどうしてもカルト宗教の教祖さまに見える(同じ恰好してもガブリエルだと騎士に見えたのに!)、熱狂する観客の映像も信者の姿にしか見えない、それで「世界の終わりは近い」なんて歌ってるんだからもう本物のカルト宗教の集会ですよ、ああ、もうサイテー、せっかくいい演奏なのに。

 そしてこのビデオの監督がもっとも許せないのはギターのスティーブハケットを映さないのだ、本来キーボードのトニーバンクスとベースのマイクラザフォードがギターを弾いて真ん中でフィルが歌うという仲良し映像ばっかり、「僕がギタリストなのに…」とアムロみたいに嘆く声が聞こえそうだ、もしかしてハケさんはこのビデオ見てショックで脱退したのかもしれない。

 ハケさんは「いいよいいよぼくなんて…」ってヒネたギターフレーズを弾いているが突然大爆発したように凶暴なギターソロが噴出するのが魅力だが、それはバンド内イジメの結果だったのかもなあ。

 一緒に入ってたPVではやっとハケさんが出てくる。怪獣の手になってて小人になったフィルを掴もうとするシーン、そして怪獣の手だとギター弾けないよと困るシーン、どちらも微笑ましくて救われた気持になった。

 で結論、「そしてやな奴が残った」、おしまいっ。

3/3

 今日はお昼休み公園のベンチで寝てました(月影の騎士のジャケットみたいに)。風が気持よくてのどかで、このまま眠るように死んでいけたら楽だろうなぁ、なんて。

 学生の頃毎日のように聞いてた「サパーズレディ」という曲だが、当時は対訳とかなかったので勝手に「世界が終わる時にこんな綺麗な音楽が流れたら素敵だな、その時には本当に好きな人に大好きって言えたらいいな」なんてロマンチックかつハルマゲドンな妄想にひたってました、で、実際に対訳を見ると本当にそんな内容の歌詞だったので驚いた。

 「ゾンゲリア」という映画を見ました、美人の看護婦さんが包帯グルグル巻きの患者の目玉に注射器をプスッと刺すシーンが有名ですね。タイトルだけだとB級映画みたいだが実際は重厚で静謐なホラーの佳作でした。プロットは「2000人の狂人」と同じで田舎の村の素朴な人達が笑いながら都会から来た人達を血祭りにあげるというもの、その村人が実はゾンビなんですが全員やけに健康そうなのが異色、健康とゾンビの融合だ、「健康ですか!」とサウナハリウッドのCMを思い出す、その後ダンオバノンはパンクとゾンビの融合「バタリアン」を作るがこれも酷いタイトルですね。

 ホラー映画の名作と呼ばれている「センチネル」もめでたくDVD化だそうだ、おセンチになって寝てしまいそう、こうなったら「マニトゥ」のDVD化もありえるぞ!

 「マニトゥ」は女の人の背中にできものが出来て中からインディアンが生まれるという凄いストーリー、それで最後はなぜか宇宙空間にワープしてレーザービーム出してスピリチュアルバトルを展開する本当に凄い映画、当時は「エクソシストとスターウォーズの融合」と呼ばれていた、残念ながらその路線の映画はこれ一本しかない、もったない。第二のスピルバーグと言われてた監督のガードナーも完成後に亡くなった。残念、だからこそこれはDVDにして欲しい。

3/4

 肩が痛くてあがらない、それで眠れない、ああ痛い。寝れない夜はひとりー、僕はやかんのフタを床に置いて寝転んでフタのポッチの部分を痛いとこに当てて治療、効く、痛い、効く、痛い、それで身悶えする、知らない人に見られたら大変だがひとりで深夜なので安心だ。

 こうなったのも社長のせいだ、伝票間違えてどーしても明日いるという製品が全く出来てないという状況でもーうバタバタした、疲れた。結局なんとかなったからいいけどなんとかならなかったらどうするつもりだったんだろう。

 前の会社でも今日みたいな事が起きてその時は結局どうにもならなくて責任者は誰だ!と社内で魔女狩りが起こって、結局僕ともう一人の営業の人が責任者になって解雇された、それから2年ほど仕事につけず結果生きる自信を失い、人間嫌いになってしまった、一番恐ろしいのは人間だ。

 だから僕はアキバで事件起こした犯人の気持は不謹慎ながらかなりよくわかる、何も信じれず、何も愛せず、どこにも属せず、全てが敵なのです、本当に前の会社を解雇された時はもうそうとしか思えないくらい追い込まれた。でも僕は心の闇に飲まれなかった、なぜなら、もうお分かりだと思うけど…

 そう、猫ちゃんです!

 猫を見ているだけで心の闇は消えて行く、猫がかわいくきままに短い人生をまっとうしている姿を見ていると心の闇なんて吹き飛ぶ、人生に必要なものは猫だけでいい、猫です。

 心の闇を抱えてひとりで生きているがそれでも生きていけるのは生きてたら猫ちゃんを見れるからです、猫が見れるから生きていけるのです、それ以外に生きる意味などありはしない。

 結局僕を人生最大のピンチへと追い込んだ前の会社は倒産してしまった、天罰が落ちたのだ。

 明日も猫ちゃんが見れたらいいなと不眠の僕は乾いた朝に思う。

3/5

 肩がまた痛い。サロンパスがうまく貼れないのです。

 「サロンパスが貼れないから貼ってくれ」と警察に電話があったという笑い話があるが今の僕には笑えない、痛くて寝れないのに貼れないなんて死活問題だ、もしその警察に電話した人が友達も家族もなくひとりぼっちで背中が痛くて寝れないのだとしたら、僕は警察に電話してもいいと思う。人はひとりでは生きられないから。

 昨日の「相棒」、ひとりぼっちの老人がハローワークに通う途中に身体が弱くて家から出れない女の子とささやかな交流を交わす、でもその後ドキュンなカップルにムシケラみたいに殺されるのだった…という話で未来の自分を見ているようで切なくて泣いてしまいました。それで右京さんが女の子に「おじさんは仕事が決まって遠くに行ったんだよ」なんて言うから猛烈に号泣してしまいました。ハンカチが2枚必要だ、ううう。

 「相棒」は来週が最終回でその後は「臨場」の新シリーズ、できれば「ゴンゾウ」の新シリーズをやって欲しかったがあれは脚本が難しすぎてシリーズ化は無理か。「相棒」の映画もできればもう一本、そしてスピンオフで捜査課のズッコケ三人組が主役のコメディ編を願いたい。無理かなあ。

 テレビドラマはテレ朝ばっかり、あと見るのはテレ東の旅番組ばっかり、それでいいと思う。

 猫ちゃんが猫ちゃんをマッサージする動画がユーチューブで人気だが僕も猫になって猫ちゃんにマッサージされたいよう、「メディアはマッサージである」とマクルーハンは言った、だが現実はマッサージどころではない、「わたしはひとりの人間だ」とマッグハーンは言った、それは正論だが僕はひとりはもう嫌だよう。

 メソメソ日記でごめんなさい。

3/6

 雨がしとしと、僕はひとり、結局ツタヤで100円レンタル。もう貸りる映画がないよ…

 「ダーティメリー・クレイジーラリー」という映画を見ました。

 これ子供の頃に月曜ロードショーでやってたけど見られずそのタイトルから「きっとダーティハリーの女版でメリーって女刑事が出るカーアクションだな」と想像してた(実際はボニー&クライドのもじりでダーティなメリーとクレイジーなラリーのカップルの逃避行)。当時テレビは大人の見るもので子供が見れるのは8時まで、ドリフ時間までだった。9時からは大人が独占、早く風呂入りなさいと言われて寝てた。

 だから新聞のテレビ解説で「悪魔の追跡」とか写真だけ載ってて、「ああああああ、見たい、見たい」と思うのだが見れなかった、悔しかったなあ。「ノストラダムスの大予言」も暴走族が海に飛び込むとこで「お風呂入りなさい」と言われて、出たらもう世界が滅んでて滅茶苦茶悔しかった。「悪魔の凶暴パニック」も親に隠れて後半だけこっそり見たけど本当に面白いのは前半だったと大人になって見直してまた悔しい、ホラーの佳作「家」なんて寝たふりしてこっそり起きてテレビつけたらもうラストシーンで、しかもかなり内容が気になる終わり方で悔しかったなあ、ちなみに「家」はいまだ見てない。

 で、「ダーティメリー」だがラストだけよかった、ラストは本当に素晴らしい。だけど本編は誰に感情移入していいかわからなくて困った、だって出てくるの嫌な奴ばっかりですよ!若い頃のスピルバーグは本作を見て「なんで面白くないんだろうか?」と分析してあの大傑作「続・激突カージャック」を作ったのかもしれない、これにはどうしようもないけど愚直で愛らしい犯罪者カップルの逃避行が綴られる、追う側の警察もまたやるせない、プロットが同じだけにその差は歴然だ。

 冒頭からしてせっかく猫ちゃんが出て来るのに車が来て猫ちゃんは嫌がって逃げてしまう、車ってやだなあ。でラストはあっけなく車は電車にはねられて大爆発して終わり。しみじみとしたカントリーが流れて僕は思った、これは車社会に対する警告だ、車に乗ってたらみんなドキュンになってしまう、だから電車に乗れ!と言う戒めだ、病んだアメリカの象徴ですな、日本も高速無料にしたらこうなっちゃうよ。

 その後日本でも影響受けて「スケバン刑事ダーティマリー」が作られたがこれもまた駄作、その後「スケバン刑事」という名前だけがひとり歩きしてテレビドラマで人気になる、それはどうでもいいが電車乗れよみんな、そして高速道路無料は絶対反対、一律半額ぐらいにするのが大人の落としどころじゃないでしょうかねえ。

3/7

 メソメソ村のみなさん、メソメソしてますか?メソメソメソッドで泣き叫びましょう、メソメソ!

 そんなメソメソ日曜日、ただ1つ楽しかった事がありました、昨日瀬戸町ローカルテレビで紹介してた建部の温泉会館に行ったのです。ここは昔最初の会社にいた時に連れられて来た事があった、けどあの会社ではよくない思い出しかないので記憶から削除していたのです、がさすがにこうもメソメソした孤独人生が続くとどうしても無視できない存在になって来たのです。

 「はじめて利用するのですが…」と受付で言う、そう言う事で「ここははじめて来たんだ、昔来た記憶はニセの記憶を植え付けられたんだ」と思い込む事によってリセット、さあはじめて来たぞ。

 建物もいいし天井は高いしいい風情、源泉は29度と低いがだからこそ長く楽しめる、ジェット(こないだの肩の痛みに効く!)、バブル、露天風呂、そしてヒノキの寝風呂まである、ドライヤーも無料、休憩部屋もあってこれでなんと400円だ、これは県内でも一番安いのではないでしょうか。ただし景色は川が見えるだけ。ちなみに同じ八幡温泉のサンタケベは設備は貧弱だが景色は最高(3階から陸橋を渡る電車が見れる)です。

 お昼限定で食事もやっているのでぜひ利用したい。場所は福渡駅から川下って徒歩5分といったとこ、すぐわかるので県外の方はぜひ18切符の季節に来てくださいね。

3/8

 と思ったらもう18切符の季節なんですね。今月から来月10日まで。

 でも今回は満喫できそうもない、この日曜は雨はシトシト僕はメソメソ、旅どころじゃない。次の日曜は父親を病院に連れて行かなきゃならない。来月は川崎に行くが多分行きは新幹線になるだろうし、残念。

 残念といえば「津山B級グルメ祭り」に特別列車が出るのだがあっという間に満席だ、「スローライフ列車」と同じキハ58と28の連結でこれは撮り鉄がわんさか出没するんだろうなあ。

 100円レンタルで「柳生博のベルトクイズQ&Q」じゃなくて「柳生一族の陰謀」を見た。

 だが、あっれーぇ???確かこの映画ラストで将軍の首がスッポーンって飛んで宇宙空間まで行くというオチじゃなかったっけ?それ期待して見てたのに地味な終わり方、別の映画と勘違いしてたのだ、じゃああの映画は何?もしかして似たタイトルの「真田幸村の策略」だったのか?ああ気になる、誰かこのもやもやをなんとかして欲しいよ。

 深作監督による初時代劇だそうだがまだまだネンネちゃんだ、時代劇のフォーマットで「仁義なき闘い」をやってると思ってもらったらいい。実はこの後から良くなる、つまり「柳生一族の陰謀」<「魔界転生」<「里見八犬伝」となる。個人的には「里見八犬伝」は大好き、素晴らしい。「魔界転生」は予告CMでフラワートラベリングバンドの曲と人形浄瑠璃の映像が凄く合ってて好きだった、本編はそれを越えられなかったのが残念。

 本作の魅力は萬屋錦之介の悪っぷり、本当に悪く見える、この人演技は最高なのだがどうも顔が悪役でねえ、「鬼平」も「子連れ狼」もなんで悪役が主役なんだ??と疑問だった、だけど「長崎犯科帳」はよかった。

 あと千葉真一もこの頃が最高ですね、「陽子のカレーはうまい」とかCMで言ってた頃だ、人生も上々だったんですね。夏八木勲も成田三樹夫も素晴らしい、こういう出て来るだけでギラギラする男魂を背負った役者は最近いなくなってしまった、だからこそ藤岡弘先生の存在は貴重なのです。

3/9

 アカデミー賞は「アバター」が落ちて「ハートロッカー」が取った。

 映画としては多分「ハートロッカー」が上だと思うのだけど、アカデミー賞からどうもアメリカの今が垣間見えてしまう、「アバター」は大国が資源を求めて見知らぬ国を侵略するのだが、主人公は現地の人達と一緒に闘いそして勝ってしまうという…もうアメリカという国の威信とか誇りを全否定しているのでそんな映画がアカデミー賞とれる訳がない。

 「ハートロッカー」はサブタイルが「戦争はドラッグ」からわかるように一見すると反戦映画のようだが実はイラク戦争の爆弾処理班がしだいに爆弾処理大好きになってまるでロシアンルーレットのように死と隣り合わせのスリルとゲームその快感に目覚めてしまうという、どちらかと言うと戦争って楽しいよね!的な見方もでき きわどい作品になっている、といっても見て無いけど…

 だがキャスリンビグローの映画はいつも主人公をギリギリの極限に追い込んでアドレナリが噴出してハイになってとんでもない行動をおこす(パラシュートなしで飛行機から飛び下りるとか…)のが魅力だ。だからわかる、今回もそうなんだろう。

 それでアメリカとしては威厳も保てる、他の受賞は狡猾なナチスを熱演した人とかカントリ−歌手の役とかで、つまりこれは保守派の巻き返しが今水面下でおこっているという事だろう。

 で、日本で大問題になっているのがドキュメンタリーを受賞した「ザ・コーブ」、コープのおばちゃんを描いたドキュメンタリーならいいがこれは和歌山のイルカ漁を隠し撮りしたシーシェパード系のエコテロリズム映画と言われている、隠し撮りのシーンはスパイ映画みたいにおもしろおかしく演出し村人ともめるシーンは「電波少年」風になっているという噂だ、監督がイルカの出る番組で子役やった人なのが凄い。

 元々イルカを神格化して宗教と結び付けたのはティモシーリアリーだ、悪気はないのだろうがその罪は重い。人はイルカを崇拝しだすと危険になる、ほら幸福の科学の影山民夫もイルカの出る小説かいてからおかしくなった、ラッセンとかいうイルカが泳ぐ楽園のような絵をかく人も危険だがそれを飾ってるような人はもっと危険だ、そのうち「星雲仮面マシンマン」の乗ってるメカの「ドルフィーン」もイルカ虐待と言いだすだろう。怖いですよ。

 で、なんでそんなカルト集団の作った映画が賞をとったのかというと、見せしめですよ!つまりアメリカは日本がもういらなくなったのです、だから今あれこれ文句つけて手を切ろうとしている、ホンダのバッシングもほぼ同時だ、今や日本は世界2位の経済大国からあっという間に10位くらいまでころがり落ちた、これからますます落ちるだろう、今までは日本はアメリカの飼犬だから文句言われないように保護されてたけど、飼い主の方から「もう老いぼれだし役にたたんし、処分しようか」と世界にむけて発信されたようなもの。

 これからは覚悟を決めて耐えなければいけない、今の日本は両親が無職になった事を知らないスネ夫状態。

3/10

 朝NHKのニュースにイワゴーさんが出てた、なんでも猫写真の展覧会をやっているそうで、猫の撮影方法を紹介してたよ。それで

 「猫が幸せなら人も幸せになる、そうなったら世界が幸せになる」

 と持論を展開、まさに同感、異議なしです。人間は悪いから好きではないけど猫ちゃんは大好きです、だから僕が人を愛せるようになるにはまず猫からです、一歩一歩、猫ちゃんを大好きでいよう。

 「断絶」という映画を見た。虚無感というか虚脱感というか、何の感動もパッションもカタルシスもない、なにも解決しない、「あー、駄目だな、駄目だ…」という駄目感覚に陥る、祭の後のしらけた空気。こんなニューシネマはじめて見た。

 駄目駄目男に愛想をつかしてヒッピー娘が自分の荷物をポーンと全部捨ててバイカーの後ろにのって去って行く、男達は見捨てられたのだ、つまりこれが「断絶」か、もしかして映画と観客の「断絶」かもしれない、感動もない何もない、この映画にはなにもないのだ。

 ポールオースターの「偶然の音楽」という小説に似ている。「俺はアメリカ中を走って来た」とか自慢するウォーレンオーツ演じる中年男は実はどこにも移動してない、走っていながら停止しているのだ、そして誰の心も救わない、自分しかない、エゴという小さな土地の中に閉じ込められているのに走っていると勘違いしている、そのまま何も変わらないまま虚無が永遠に続く…という無間地獄のような話であるがオースターはこの映画と違って主人公に脱出させた、といってもあの世へだけど。

 まあどちらも救いのない話でお薦めは絶対に出来ません。そういう意味でもまた「断絶」という事か?こんな映画ばかり見ているから人間嫌いになるのですね。

3/11

 オーゥナンテコッタァーッ

 「相棒」の最終回と「いい旅夢気分」が同じ時間に放送だ、どっちを見たらいいんですか!困った、これはカツカレーとカツ丼どちらを食べたらいいか迷うのと同じだ。どちらも食べたら満腹になって残してしまう、かと言って両方ちょこちょことつまみ食いしてたら御馳走の本質を見失う。

 カツカレーとカツ丼の融合はありえない、「いい旅相棒」だったらミッチーと右京さんが木次線に乗ってて「おやおやスイッチバックですねえ」とか言うのか、それもいいが。「相棒夢気分」だったら田舎の温泉で「お言葉ですが、どうして僕を抱いてくれないんですか」とか言うと右京さんが冷たい顔で「きみでは亀山くんの代わりは勤まりませんよ」と返すのだろう、それもまたいいかもしれない。

 だったらカツ丼にカレーをかけて食べるのもありかもしれない、カレー味のカツ丼、これは大流行するかもしれないなあ、とか言いつつ結局「相棒」見ました。

 だって相棒は次のシーズンまでないし多分リシーズ自体もあと何年続くかわからない、だから今見ておかなきゃいけない、「いい旅夢気分」はテレビ東京がある限り似たような番組は延々と続く。もうテレビは「いい旅夢気分」みたいな番組しか見ないです。

美作河井駅にて…

仙崎に行った時のページ

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