是非多くの方にお読みいただきたいと思います。
(ご希望の方は、当書記局までご連絡ください。実費で頒布いたします。)

- 発刊にあたってのごあいさつ
- 子どもたちとのコミュニケーションと安全確保
- 子どもとともに動植物を育て、ふれ合う活動をとおして子どもの豊かな心を育む
- 栽培委員会で子どもたちと野菜づくり
〜子どもとのかかわりを大切に〜 - 用務職務内容
- 生徒からのホットレター
- 特別支援学級の援助〜Yくんと過ごした5年間−
- コラム 〜用務員が創る安全・安定した学び舎・学校〜
- 学校のワックスがけ
- 用務員になって一新米用務員ー
- 用務員のしごと〜草刈〜
- 明るく快適な環境づくりをめざして
- コラム 〜気配りと目配りと〜
- 地域と子どもたちと協働で育てた「人権の花」
- 地域との関わり(建部中学校シルバーの会)
- 地域との交流「清掃について」「花作りと野菜作り」
- コラム 〜1校1名の用務員配置は必要〜
- 学枚用務員現状「教育公務員としての自覚を持って」
- 学校を支える用務
- 用務技士長の業務
発刊にあたってのごあいさつ
多種多様な仕事を行い、子どもたちの成長を支えている用務員。この実践集は岡山 市職労に加入している用務員が、自らの仕事を振り返り文章にしてまとめたものです。学校及び幼稚園に勤務する用務員の仕事は「学校及び幼稚園の運営に関する業 務」「環境整備に関する業務」「施設及び設備の維持管理に関する業務」「子どもと の関わりに関する業務」「共同作業に関する業務」「その他学校及び幼稚園の管理上 必要な業務」と服務規定に明記されています。
ここに書かれている用務員の職務は、 学校などの管理運営のみならず、子どもたちとの関わりも重要な仕事であるとしてい ます。平成17年に、長年用務員がしてきた仕事が文章として服務規程に明記され ました。
子どもたちを取り巻く環境が大きく変わってきている中で、用務員の役割を 単純労務ではなく、子どもたちの成長になくてはならない存在として認めた、大変重 要で大きな意味合いを持つものです。この実践集には、新しく用務員になった職員から経験豊かな職員まで執筆していま す。環境整備の仕事や学校行事の多さや、それらの仕事を通じて子どもたちとの関わ りが伝わってきます。子どもたちやご両親からもらった感謝の手紙に仕事のやりがい や誇りがうかがえます。
用務員のイメージは「お手伝いさん」的に捉えられていたのではないかと思います が、子どもたちが人間として豊かに成長する、心豊かに生活する上で教科書で学ぶだ けでなく、用務員と一緒に作業をしたり、ふれあったり、話し合ったり、用務員に見 守られて成長している、まさに用務員の役割が「子どもとの関わりに関する業務」で あることが伝わってきます。
現在「公の役割」が問われ、人件費の削減や職員の削減があたりまえのように言われ ており、特に用務員など現業職にその矛先が向けられています。
仕事の内容を「数値 に表して説明しろ」等と言われ、全てを数値にして評価する風潮がはびこつてきてい ますが、人間が生きていく事を全て数値で表すことはできません。ましてや子どもた ちの成長に関わる問題はなおさらです。用務員の仕事はまさこ人間として心豊かに暮 らす、学校生活を豊かにする大変重要な仕事です。今後も子どもたちの豊かな成長のために手を携えて進みたいと考えています。多く の皆さんにこの実践集をお読みいただき、用務員の現状を知っていただき、またご意 見をいただければ幸いです。
2008年10月岡山市職員労働組合中央執行委員長 花田 雅行


